この記事の要点: 株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、持続可能なサプライチェーンの構築に向け、北海道エリアで先行実施していたオリジナルフレッシュフードの製造回数削減の取り組みを、2026年9月1日納品分より東北・四国・千葉県の一部エリアの約1,750店舗へ拡大しました。おにぎりや弁当、サンドイッチなどの製造回数を従来の1日3回から2回へ集約し、製造・輸送効率の向上やフードロス削減を図ります。
発表内容のポイント
- おにぎり・弁当・サンドイッチの製造回数を1日3回から2回へ集約
- 産学連携の新技術による衛生レベル向上で、品質を維持した鮮度延長を実現
- 北海道での成果を踏まえ、2027年春を目標に全国への拡大を検討
発表の背景
人口減少や高齢化、物流課題といった社会環境の変化に対応するため、同社はサプライチェーンの効率化を進めています。2026年2月より北海道エリアで製造回数の削減を先行実施したところ、製造・輸送効率の向上やフードロス削減などの効果が得られました。これを受け、同様に製造効率の低さや長距離輸送、工場の雇用課題を抱える東北・四国・千葉エリアへの拡大を決定しました。
何が発表されたのか
今回の取り組みでは、米飯(おにぎり、弁当)および調理パン(サンドイッチ)を対象に、従来の1日3回製造から1日2回製造(深夜便・午後便など)へと集約します。なお、店舗への総配送回数自体に変更はありません。この製造回数の削減を可能にしたのは、九州産業大学との連携などによる新技術の活用です。原因菌の特定や汚染経路の調査により製造時の衛生レベルが向上し、美味しさを保ったまま鮮度を延長することに成功しました。
製造業・生産管理への見方
食品製造業における多頻度小口生産からの脱却と、計画生産の最適化を示す先進的な事例です。製造回数を削減することは、工場におけるラインの切り替えロス低減や、人員配置の適正化、エネルギー消費の抑制に直結します。また、消費期限を延ばすための「衛生管理技術の高度化」が、製造現場のオペレーション負荷軽減と物流効率化を同時に実現する鍵となることを証明しており、食品製造DXやプロセス改善の観点からも注目されます。
現場で確認したいポイント
- 製造回数削減に伴う、工場内での生産計画や人員シフトの変更対応
- 鮮度延長を実現するための、製造工程における衛生管理基準の運用方法
- 配送スケジュール集約に合わせた、出荷・物流オペレーションの調整
確認しておきたい点
今回の取り組み拡大において、具体的な対象アイテム数や、各エリアにおける製造工場側の具体的な設備投資・システム改修の有無については明記されていません。
関連リンク
- 発表企業サイト:セブン‐イレブン・ジャパンの公式ウェブサイト
- 発表企業のPR TIMESページ:セブン‐イレブン・ジャパンのプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン |
| 発表日時 | 2026-09-01 14:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |