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JDSCが設計・開発の合意形成を支援するAIソリューションを提供開始

システムズエンジニアリングとAIを融合し、意匠や空力など複数部門にまたがる複雑な設計調整を高速化。

生産現場のシステムNAVI編集部
JDSCが設計・開発の合意形成を支援するAIソリューションを提供開始

この記事の要点: 株式会社JDSCは、製造業の設計・開発プロセスにおける設計調整と合意形成を支援する新ソリューション「Co-design engine(超高速仮説思考エンジン)」の提供を開始しました。システムズエンジニアリングとAIを融合させることで、意匠・空力・熱・回路といった複数の専門領域や、OEMとサプライヤーなどの組織・企業間で発生する複雑な設計調整を高速化し、開発リードタイムの短縮を目指します。

発表内容のポイント

  • 熟練技術者の判断プロセスを「調停プロトコル」として構造化しAIと融合
  • まずは自動車開発の「意匠×空力×熱」領域から提供を開始し、他産業へも展開予定
  • 導入時の課題整理から調停プロトコルの構築、システム実装、運用まで一貫支援

発表の背景

製造業では、顧客ニーズの多様化や製品ライフサイクルの短縮、カーボンニュートラル対応などにより、設計上流での意思決定の重要性が増しています。しかし、熟練人材の減少に伴い、個人の勘や経験に依存した従来型の開発プロセスは限界を迎えていました。特に自動車業界などでは、設計上流の意思決定精度が下流工程の手戻りやコスト増大に直結するため、属人化の解消と意思決定の定量化・構造化が急務となっていました。

何が発表されたのか

本ソリューションは、異なる専門領域の要求を整理して合意形成へ導く熟練技術者の判断プロセスを、独自の「調停プロトコル」として構造化している点が特徴です。複数の部門や企業間で行われる設計条件の確認、調整案の検討、合意形成を支援し、組織間のすり合わせに要する工数を削減します。まずは自動車開発における「意匠×空力×熱」の領域から提供をスタートし、今後は重工、プラント、化学、建設など、複雑な物理・機能トレードオフを伴う他産業への展開も予定しています。

製造業・生産管理への見方

製造業の設計・開発現場において、部門間や企業間の「すり合わせ」は品質を担保する上で重要である一方、多くの時間と工数を要するボトルネックでもありました。本ソリューションは、ベテランの経験則に頼っていた設計判断の根拠を定量化・構造化することで、属人化を解消し、開発リードタイムの短縮に寄与します。設計上流での手戻りを防ぐことは、生産準備や実際の製造工程における手戻り防止にもつながるため、製造業DXの観点からも注目されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社の設計・開発プロセスにおける部門間・企業間の調整業務にどの程度の工数がかかっているか
  • ベテラン設計者の判断基準や調整ノウハウを形式知化・構造化できる体制があるか
  • 自動車以外の産業において、自社の専門領域への適用可能性やカスタマイズの可否

確認しておきたい点

本ソリューションは自動車開発の「意匠×空力×熱」領域から提供が開始されるため、その他の製造分野や異なる専門領域への適用については、個別の調停プロトコル構築やシステム実装のプロセスを事前に確認する必要があります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社JDSC
発表日時 2026-08-12 11:00:01
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