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大田区で設備保全DXの実証実験が継続。部品可視化で中小製造業のBCP強化へ

日本製鉄発のスタートアップKAMAMESHIが、大田区の実証実験事業「HOIP」の継続企業に採択。設備部品の生産終了リスクや代替品情報を可視化し、突発的な設備停止を防ぐ保全モデルの構築を目指します。

生産現場のシステムNAVI編集部
大田区で設備保全DXの実証実験が継続。部品可視化で中小製造業のBCP強化へ

この記事の要点: 日本製鉄発のスタートアップである株式会社KAMAMESHIは、東京都大田区のスタートアップ支援プログラム「大田区実証実験・実装促進事業(HOIP)」において、令和8年度の継続実証企業に採択されたと発表しました。同社が提供する設備部品管理プラットフォームを活用し、区内の中小製造業を対象に、設備の老朽化や部品の生産終了に伴う突発的な設備停止リスクを低減するための実証実験を推進します。

発表内容のポイント

  • 大田区の支援事業に継続採択され、設備保全DXによる地域製造業のBCP強化を目指す
  • 電気品の生産終了状況や代替品の有無を現地調査し、クラウド上で可視化・共有する
  • 部品管理と予備品売買を仲介するプラットフォーム「Kamameshi」への実装を検証

発表の背景

国内の中小製造業では、設備の老朽化や使用部品の生産終了に伴う突発的な設備停止が、納期遅延や品質低下、さらには事業継続を脅かす重大な経営課題となっています。しかし、多くの現場では設備や部品の正確な情報が整理・共有されておらず、潜在的なリスクを把握できていないのが実情です。こうした課題に対し、同社は設備情報をデジタル化して予防保全につなげる仕組みの構築を目指しています。

何が発表されたのか

前年度の実証実験では、大田区内の企業2社を対象に設備調査を実施し、制御盤内の安全管理課題の整理や、使用されている電気品の代替品有無などを可視化しました。今年度はこの成果をもとに、地元の工業組合などと連携して新たな実証企業を募集します。現地調査で得られた電気品情報や生産終了ステータスを同社のプラットフォーム「Kamameshi」に登録し、設備保全業務のデジタル化による効率化と、火災リスク低減などの安全確保を含めたBCPモデルの確立を検証します。

製造業・生産管理への見方

生産管理や保全の現場において、古い設備のメンテナンスやディスコン(生産終了)部品の確保は極めて深刻な問題です。本取り組みは、属人化しがちな設備保全情報をクラウド上で一元管理し、他社との予備品売買マッチングも含めて解決を図る点が特徴です。大田区という町工場が集積する地域での実証を通じて、単一企業内にとどまらない地域一体となった部品融通やレジリエンス強化の仕組みが構築されれば、中小製造業のサプライチェーン維持における有効な先行事例となることが期待されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社工場内で稼働している古い設備の電気品や制御部品の型式・生産終了状況が把握できているか
  • 突発的な設備停止に備え、代替品の確保ルートや他社との予備品共有といったBCP対策があるか
  • 設備保全のノウハウや部品リストが台帳やクラウド等でデジタル化され、共有可能な状態か

確認しておきたい点

本実証実験は東京都大田区内の企業を対象とした地域的な取り組みであり、他地域への展開スケジュールや、プラットフォーム「Kamameshi」の具体的な利用料金体系、導入に伴う初期のデータ登録負荷などについては、個別での確認が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社KAMAMESHI
発表日時 2026-07-24 10:00:02
元記事 PR TIMESで読む

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