この記事の要点: UHA味覚糖株式会社は、ロングセラー商品であるさつまいもチップス「おさつどきっ」の生産体制を強化するため、鹿児島県鹿屋市に新たな生産拠点「鹿児島工場」を新設することを発表しました。これに伴い、2026年7月21日に鹿屋市および鹿児島県との間で立地協定を締結しています。新工場は2027年9月の操業を予定しており、素材の産地に近い立地を活かした効率的な生産体制の構築を目指します。
発表内容のポイント
- 鹿児島県鹿屋市に「鹿児島工場」を新設し、2027年9月の操業開始を予定
- 「おさつどきっ」に使用するさつまいもの下処理を行い、原料加工を内製化
- 調達・下処理から最終商品の生産・出荷まで、グループ一貫の生産体制を確立
発表の背景
近年、ヘルシー志向や素材系スナックの人気が高まっていることを背景に、「おさつどきっ」の需要が非常に高まっており、生産能力の拡大が急務となっていました。そこで同社は、日本屈指のさつまいもの一大産地である鹿児島県鹿屋市に着目。素材の調達が容易な「素材の聖地」に新たな生産拠点を設けることで、安定的な原料確保と生産効率の向上を図ることにしました。
何が発表されたのか
新設される「鹿児島工場」は、敷地面積8,676平方メートル、建物面積約2,738平方メートルの規模で、2026年8月に入居、2027年9月の操業開始を計画しています。この工場では、主に「おさつどきっ」に使用するさつまいもの下処理(原料加工)を担います。これまで外部に依存していた、あるいは分散していたプロセスを自社グループ内に取り込むことで、さつまいもの調達から下処理、そして最終的な商品の生産・出荷に至るまでの一連のサプライチェーンをグループ内で一元管理できるようになります。
製造業・生産管理への見方
食品製造業における「産地直結型」のサプライチェーン構築事例として注目されます。原料の産地に加工拠点を置くことで、輸送コストや鮮度劣化のリスクを低減し、調達から加工までのリードタイムを短縮できます。また、グループ内での一貫生産体制(垂直統合)の実現は、品質管理の徹底やトレーサビリティの向上に寄与し、市場の需要変動に対しても柔軟な生産調整を可能にします。製造業DXや生産管理の観点からも、原料調達から出荷までをシームレスにつなぐプロセス設計の好例と言えます。
現場で確認したいポイント
- 新工場の稼働による「おさつどきっ」全体の生産能力の具体的な向上見込み
- 産地近接による原料調達コストおよび物流コストの削減効果
- グループ一貫生産体制における品質管理基準やトレーサビリティシステムの構築状況
確認しておきたい点
新工場の操業予定は2027年9月と先であり、それまでの期間における既存ラインでの増産対応や、新工場稼働後の具体的な生産数量の増加目標値については公表されていません。
関連リンク
- 発表企業サイト:UHA味覚糖株式会社の公式企業サイトです。
- おさつどきっ ブランドサイト:対象商品の特徴やラインナップを紹介するページです。
- 発表企業のPR TIMESページ:UHA味覚糖のプレスリリース一覧を確認できます。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | UHA味覚糖株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-24 12:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |