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ダッソーが新たなネットゼロ目標を設定

ダッソー・システムズがSBTi認定の2050年ネットゼロ目標を発表。バーチャルツインによる製造業の脱炭素化を支援します。

生産現場のシステムNAVI編集部
ダッソーが新たなネットゼロ目標を設定

この記事の要点: ダッソー・システムズ株式会社は、2050年に向けたSBTi(Science Based Targets initiative)認定の新たなネットゼロ温室効果ガス排出削減目標を設定したと発表しました。2027年までの当初目標を前倒しで達成した実績を踏まえ、バリューチェーン全体の脱炭素化と、バーチャルツイン技術を通じた顧客企業の持続可能な変革支援を次のフェーズの重点テーマに掲げています。

発表内容のポイント

  • 2050年までにバリューチェーン全体での温室効果ガス排出量ネットゼロを目指す
  • 2035年までにスコープ1・2の排出量を2024年比で65.0%削減する短期目標を設定
  • バーチャルツイン技術の提供を通じて顧客の持続可能なものづくりと変革を支援

発表の背景

ダッソー・システムズは、事業活動に伴う排出量(スコープ1・2)の35%削減や、従業員の出張・通勤に伴う排出量の20%削減といった2027年までの当初目標を、2025年時点で前倒し達成しました。この実績をもとに、SBTiの企業向けネットゼロ基準に沿った、より科学的根拠に基づく新たな気候変動戦略のステージへと移行するために今回の目標を設定しました。

何が発表されたのか

新たな目標では、2035年までにスコープ1およびスコープ2の排出量を65.0%削減するほか、スコープ3における排出量を付加価値1ユーロあたり66.33%削減することを目指します。また、販売製品の使用に伴う排出量についても同様の削減率を掲げています。同社はこれまでに、拠点の91.4%でISO 50001認証を取得し、再生可能エネルギー利用比率を93.9%に引き上げるなどの取り組みを進めてきました。

製造業・生産管理への見方

製造業において、サプライチェーン全体(スコープ3)の温室効果ガス排出量削減は急務となっています。3D設計やPLM(製品ライフサイクル管理)ツールを提供するダッソー・システムズが脱炭素化を加速させることは、同社製品を採用する製造業の調達・製造プロセスにおける環境負荷低減にも直結します。また、バーチャルツインを活用したシミュレーションにより、設計段階から環境影響を予測・改善するアプローチは、製造業DXとサステナビリティを両立させる重要な手段となります。

現場で確認したいポイント

  • 自社が利用する設計・開発システムやPLMツールの選定において、ベンダーの環境方針を評価しているか
  • バーチャルツインやシミュレーション技術を、製品ライフサイクル全体のCO2排出量予測に活用できているか
  • サプライチェーン全体での脱炭素化要求に対して、システム連携やデータ共有の準備が進んでいるか

確認しておきたい点

本発表はダッソー・システムズ自体の排出削減目標および同社が提供するバーチャルツインによる顧客支援方針に関するものであり、特定の製造業向け新製品のリリースや、具体的な個別導入事例の数値効果を示すものではありません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 ダッソー・システムズ株式会社
発表日時 2026-07-24 14:00:01
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