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多木化学、本社工場の水処理薬剤設備を増強 生産能力を2倍へ

多木化学は、環境配慮型の水処理薬剤「PAC700A」の需要拡大に対応するため、本社工場に約30億円を投資して製造設備を増強。生産能力を現在の約2倍に引き上げます。

生産現場のシステムNAVI編集部
多木化学、本社工場の水処理薬剤設備を増強 生産能力を2倍へ

この記事の要点: 多木化学株式会社は、環境負荷低減に貢献する水処理薬剤「超高塩基度ポリ塩化アルミニウム(製品名:PAC700A)」の需要拡大に対応するため、本社工場(兵庫県加古川市)における製造設備の増強を決定しました。投資額は約30億円で、2028年7月の完成を予定しています。この投資により、同工場の生産能力は年間約4万トン増強され、現在の約2倍に拡大する見込みです。

発表内容のポイント

  • 本社工場に約30億円を投資し、水処理薬剤の生産能力を現在の約2倍に増強
  • 優れた凝集性能を持つ環境配慮型製品の需要拡大に対応し、供給体制を強化
  • 千葉・九州に続く設備投資により、国内PAC市場シェア50%の早期達成を目指す

発表の背景

国内のポリ塩化アルミニウム(PAC)市場は年間約59万トン規模で推移しており、多木化学は30%超のトップシェアを有しています。近年、気候変動に伴う原水水質の悪化への対応や、薬剤使用量・汚泥発生量の低減といった経済的・環境的メリットから、同社の高機能製品「PAC700A」の需要が継続的に拡大しています。近畿・中四国・東海エリアを中心とした需要増に応えるため、今回の投資が決定されました。

何が発表されたのか

今回増強される「PAC700A」は、特許および商標を取得している超高塩基度ポリ塩化アルミニウムです。従来製品と比較して優れた凝集性能を持ち、水処理設備の安定運転に寄与します。本社工場での年間約4万トンの増強分は、国内PAC市場全体の約7%に相当します。同社はすでに千葉工場の増強を完了しているほか、現在は九州工場での増強工事も進めており、本社工場の増強と合わせて全国規模での供給能力を一段と高める計画です。

製造業・生産管理への見方

製造業の工場運営において、排水処理や用水処理などの水インフラ維持は操業安定性に直結する重要なプロセスです。特に近年の気候変動による原水水質の変動は、処理プロセスの管理を難しくする要因となっています。優れた凝集性能を持ち、薬剤使用量や汚泥廃棄物の削減につながる高機能薬剤の供給力が国内トップメーカーによって強化されることは、製造現場における環境負荷低減と操業コスト抑制の両立を後押しする動きと言えます。

現場で確認したいポイント

  • 自社工場の排水・用水処理設備における薬剤使用量や汚泥発生量の現状課題
  • 気候変動や季節要因による原水水質の変化が工場の水処理運転に与える影響
  • 環境配慮型水処理薬剤の導入による、廃棄物削減効果とコスト対効果の比較

確認しておきたい点

本設備投資の完成予定は2028年7月であり、実際の供給能力が倍増するまでには一定の期間を要します。また、各工場における具体的な供給エリアや、既存製品からの切り替えに伴う技術的な適合性については、個別での確認が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 多木化学株式会社
発表日時 2026-07-21 13:30:02
元記事 PR TIMESで読む

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