この記事の要点: 株式会社アルファストは、OMデジタルソリューションズ株式会社のベトナム工場におけるグローバルERP「IFS Cloud」の導入事例を公開しました。長年カスタマイズを重ねて複雑化した基幹システムから、標準機能を最大限に活用する「Fit to Standard」の手法を用いて刷新。調達、製造、在庫、会計を対象としたビッグバン導入を約15か月という短期間で実現し、業務変革を推進しました。
発表内容のポイント
- Excel中心の運用から脱却し、リアルタイムな情報共有と生産計画の高度化を達成
- Fit to Standardの採用により、調達・製造・在庫・会計のシステムを約15か月で刷新
- 運用保守コストを約70〜80%削減し、IT部門によるデータ活用の内製化を促進
発表の背景
多くの製造現場では、ERPを導入していても個別最適化されたカスタマイズやExcelによるデータ加工が定着し、リアルタイムな情報共有や迅速な意思決定が妨げられる課題があります。OMデジタルソリューションズのベトナム工場でも同様の課題を抱えていたため、システム保守の負担軽減と業務効率化を目指し、基幹システムの刷新プロジェクトが開始されました。
何が発表されたのか
今回のプロジェクトでは、業務に合わせてシステムを開発するのではなく、システムの標準機能に業務を合わせる「Fit to Standard」を軸に推進されました。アルファストの伴走支援のもと、データ移行や現地スタッフへの教育を含めてプロジェクトを進行。その結果、生産計画シミュレーションの高度化やレポート業務の効率化が図られ、運用保守コストの大幅な削減にも成功しています。
製造業・生産管理への見方
海外工場を抱える製造業にとって、現地の業務プロセスや商習慣に適合させつつ、いかに標準的なシステムを定着させるかは極めて重要な課題です。本事例は、ベトナム現地メンバーと一体となり、調達・製造・在庫といった製造業の基幹領域を短期間で統合した実例として参考になります。Excel依存の業務から脱却し、データの可視化と内製化を進めるDXの好例と言えます。
現場で確認したいポイント
- 自社の海外工場において、ERP導入後もExcelによる二重管理や個別運用が常態化していないか
- アドオン開発を抑制し、システムの標準機能に業務を合わせる「Fit to Standard」の受容性があるか
- 現地スタッフへの教育やデータ移行など、海外拠点でのシステム定着化に向けた体制が整っているか
確認しておきたい点
本事例における「運用保守コストの約70〜80%削減」という数値は、OMデジタルソリューションズのベトナム工場における特定の導入環境と旧システムとの比較に基づくものであり、すべての製造現場で同様の効果が保証されるわけではありません。
関連リンク
- 株式会社アルファスト 公式サイト:ERP導入・運用支援を行うアルファストの企業情報サイト。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社アルファスト |
| 発表日時 | 2026-07-13 09:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |