この記事の要点: 紺碧株式会社は、スマートフォンやPCのブラウザからアクセスし、カメラに30秒間顔を向けるだけで自律神経の活動度を測定・可視化できる次世代ウェルネスWebアプリ「NAGI(凪)」の販売を開始しました。本製品は、株式会社アクリートの連結子会社であるCustIntCo Japan株式会社からのAI技術「Genie AIエンジン」シリーズのOEM提供を受け、シンガポールのCustIntCo Pte Ltdを加えた3社連携のもとで開発・展開されます。
発表内容のポイント
- 専用アプリ不要、ブラウザからカメラに30秒顔を向けるだけで非接触測定が可能
- 14日間の個人データをもとにスコアリングをパーソナライズし、体調変化を検知
- 管理者向けに部署ごとの自律神経活動度をリアルタイムで把握できるマップを提供
発表の背景
日本の労働者の多くが強いストレスを抱える中、体調不良のまま業務を行うことで発生する生産性低下(プレゼンティーズム)による経済的損失が課題となっています。従来の年1回の主観的なストレスチェックでは、従業員が無自覚な疲労や周囲への遠慮から不調を隠してしまい、早期検知が困難でした。この課題に対し、客観的な生体データを用いて日常的にコンディションを管理できる仕組みが求められていました。
何が発表されたのか
「NAGI」は、非接触バイタル測定技術(rPPG技術)を用いて心拍変動を計測し、AI解析によって自律神経の状態をスコアリングするシステムです。利用者は日々の行動をタグ付けすることで、どのような行動が自身の体調に影響を与えるかを学習できます。また、管理者や人事部門向けには、部署ごとの自律神経活動度をリアルタイムで可視化するヒートマップ機能が提供され、組織全体のバーンアウトリスクを早期に検知して未然のケアにつなげることが可能です。
製造業・生産管理への見方
製造業や生産管理の現場では、従業員の体調不良や集中力低下が、生産効率の低下だけでなく重大な労働災害や品質不良に直結するリスクがあります。特に交代制勤務や夜勤がある現場では、自律神経の乱れが生じやすく、客観的な数値によるコンディション管理が極めて重要です。「NAGI」は専用機器やアプリのインストールが不要で、現場のPCやタブレットから手軽に測定できるため、作業前の安全確認や体調管理のルーティンとして導入しやすい特徴があります。従業員個人のセルフケアを促すとともに、管理者が部署ごとの疲労度をリアルタイムに把握することで、適切な人員配置や業務負荷の調整に役立てられます。
現場で確認したいポイント
- 現場のPCやタブレットのカメラ環境で、30秒間の測定がスムーズに行えるか
- 交代制勤務や夜勤など、不規則なシフトにおける測定データの有効性と活用方法
- 従業員が測定結果を自主的な体調管理や行動変容にどう活かせるかの運用設計
確認しておきたい点
導入効果や具体的な生産性向上に関する数値、製造業における実際の導入事例は原文に記載されていません。また、現在開発中とされる健康アドバイス用AIチャットボットの具体的な搭載時期は未定です。
関連リンク
- 発表企業サイト:紺碧株式会社の公式ウェブサイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 紺碧株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-02 16:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |