ニュース

超小型角度センサにIO-Link対応モデルが登場、配線削減や診断機能に対応

ビー・アンド・プラスが、独Novotechnik社の超小型マルチターン角度センサ「MZ1-2200」のIO-Link対応モデルを発売。省配線とパラメータ設定、診断機能を実現します。

生産現場のシステムNAVI編集部
超小型角度センサにIO-Link対応モデルが登場、配線削減や診断機能に対応

この記事の要点: 株式会社ビー・アンド・プラスは、国内唯一の正規代理店として取り扱うドイツ・NOVOTECHNIK社の超小型マルチターン角度センサ「MZ1-2200」シリーズにおいて、新たにIO-Link対応モデルを追加し、販売を開始しました。外径22mmの超小型ボディでありながら、最大44回転(15,840°)の多回転検出に対応。IO-Linkの採用により、配線の簡素化やパラメータ設定、診断情報の取得が可能となり、製造現場の省配線化や保全効率の向上に貢献します。

発表内容のポイント

  • 外径22mmの超小型ボディで、最大44回転(15,840°)の高精度な角度検出を実現
  • IO-Link対応により3線式ケーブル1本で接続でき、配線コストや設置工数を削減
  • ゼロ点設定などのソフトウェア調整や、通信・磁石位置の異常を検知する診断機能を搭載

発表の背景

製造現場では、設備の小型化や高機能化に伴い、限られたスペースで高精度に位置検出を行うニーズが高まっています。また、スマートファクトリー化や予知保全の進展により、センサ単体での角度検出にとどまらず、機器の状態監視や設定変更をリモートかつデジタルに行える通信規格「IO-Link」への対応が求められていました。こうした背景から、省スペース性と多回転検出を両立する既存モデルに、IO-Link対応版が追加されました。

何が発表されたのか

今回登場した「MZ1-2200」のIO-Link対応モデルは、1回転あたり16bitの高分解能を備え、繰返し精度0.1°の性能を持ちます。保護構造はシャフト側がIP50またはIP65、電子回路部がIP67に対応。IO-Link接続(通信速度COM3)により、従来必要だった複雑な配線が3線式ケーブル1本に統合されます。さらに、ソフトウェアを介してゼロ点や回転方向などのパラメータを容易に設定できるほか、通信異常や磁石位置の異常といった診断情報を取得できるため、トラブル発生時の早期原因究明が可能です。

製造業・生産管理への見方

本製品は、AGV(無人搬送車)やAMR(自律移動ロボット)のステアリング車輪角度検出、各種バルブのポジション検出、印刷機械におけるロール位置監視など、省スペースでの多回転検出が求められる生産設備や搬送機器に適しています。IO-Linkを介してPLCや制御システムとシームレスに連携できるため、既存のポテンショメータからの置き換えによる装置のデジタル化や、稼働状況の可視化を通じた予知保全体制の構築に寄与します。

現場で確認したいポイント

  • 自社のAGVや自動化設備において、外径22mmの設置スペースに適合するか
  • 既存の制御システムやPLCが、IO-Link(通信速度COM3)に対応しているか
  • シャフト側(IP50/IP65)と電子回路部(IP67)の保護構造が、設置環境の防塵・防水要件を満たすか

確認しておきたい点

シャフト側の保護構造はIP50またはIP65、電子回路部はIP67と、部位によって保護等級が異なるため、水や塵埃が直接かかる環境に導入する際は、取付方法や設置箇所の選定に注意が必要です。

関連リンク

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社ビー・アンド・プラス
発表日時 2026-08-03 10:00:03
元記事 PR TIMESで読む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です