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丸菱製作所の製造業EC「ASNARO」がアトツギ部門最優秀賞を受賞

町工場の加工技術を商品として売買するECプラットフォーム「ASNARO」が、ピッチイベントで最優秀賞を受賞。サービス開始から4年で参加企業は1,000社を超えています。

生産現場のシステムNAVI編集部
丸菱製作所の製造業EC「ASNARO」がアトツギ部門最優秀賞を受賞

この記事の要点: 株式会社丸菱製作所は、同社が運営する製造業向けECプラットフォーム「ASNARO(アスナロ)」について、2026年9月17日に開催された「LBSクラブ中部 Pitch Challenge」にてアトツギ部門最優秀賞を受賞したと発表しました。これにより、同年11月27日に大阪で開催される「NIKKEI THE PITCH GROWTH西日本エリア予選大会 中部ブロック」への出場権を獲得しました。

発表内容のポイント

  • 町工場の加工技術を工程単位で商品化し、オンライン上で売買できる製造業向けEC
  • サービス開始から4年で参加企業は1,000社を突破し、中部地方の町工場の約15%が参加
  • 溶接や機械加工などの鉄工分野から、木工、樹脂、伝統工芸などへ登録技術が拡大中

発表の背景

丸菱製作所は1952年創業の愛知県の町工場で、大型製品の板金・製缶溶接から組立までを手掛けています。三代目である代表取締役社長の戸松裕登氏は、自社の価値を顧客の商品だけに依存せず、人や設備、技術そのものに置く「脱依存」を経営テーマに掲げており、その考え方を業界全体に広げるためにASNAROを立ち上げました。

何が発表されたのか

ASNAROは、町工場が持つ溶接、機械加工、板金、研磨、表面処理などの「工程・技術」を登録し、発注企業が自社に必要な技術を起点に検索・相談・見積・発注ができるシステムです。一般的な企業紹介や受発注の仲介にとどまらず、技術そのものを商品として流通させる市場づくりを目指しています。企業間で余力を補完し合う「リソースのシェア」や、培われた技術を異なる用途につなげる「技術のアップサイクル」を推進しています。

製造業・生産管理への見方

製造業のサプライチェーンにおいて、新規の加工委託先や特殊な技術を持つ町工場を探すプロセスは、従来のアナログな紹介や企業名検索では困難を伴うことが多くありました。ASNAROのように「技術・工程単位」で検索・発注できるECプラットフォームは、調達・購買担当者の探索コストを削減する実用的なツールとなり得ます。また、受注側となる町工場にとっては、自社の稼働余力や得意技術を直接アピールして新規顧客を開拓するDX手段として機能します。

現場で確認したいポイント

  • 自社の保有する加工技術や工程が、ASNAROの登録基準や取引形態に適合しているか
  • 発注側として利用する場合、求める加工精度や品質管理体制の確認プロセスが整備されているか
  • 中部地方以外のエリアにおける登録企業数や、自社周辺地域でのマッチング実績

確認しておきたい点

本サービスは中部地方を中心に1,000社以上が参加していますが、他地域における登録企業数や、具体的な取引成約率、品質トラブル発生時の保証体制などについては、事前にサービスサイト等での確認が必要です。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社丸菱製作所
発表日時 2026-10-06 13:35:22
元記事 PR TIMESで読む

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