この記事の要点: メガソフト株式会社は、展示会「国際物流総合展2026」の来場者368名を対象に実施した、倉庫・工場のレイアウト図面作成に関するアンケート調査結果を発表しました。調査の結果、全体の46.2%にあたる170名が「Excel」を使用して図面を作成していると回答し、最も多い割合を占めました。手軽に導入できる汎用ソフトが広く使われている一方で、寸法や高さの表現における課題も浮き彫りになっています。
発表内容のポイント
- レイアウト作成ソフトの1位は「Excel」で46.2%、2位は「CAD」で28.0%を記録
- Excel利用者は手軽さを評価する一方、正確な寸法や高さを反映できない点に悩み
- CAD利用者は正確性を評価する一方、ソフトの高額さや操作知識の必要性を課題視
発表の背景
物流倉庫や工場の現場では、日常的な在庫・数量管理にExcelが広く使われてきた背景から、レイアウト図面もセルのマス目を方眼紙のように活用して作成する慣習が続いてきました。専用ソフトを新たに導入するコストや手間をかけずに、手軽に始められる点がExcelの普及につながっていると考えられます。しかし、現場の高度化に伴い、従来の作成方法における限界や不満も顕在化しています。
何が発表されたのか
調査結果によると、1位の「Excel」(46.2%)に続き、2位は「CAD」(28.0%)、3位は「物流倉庫3D」(10.3%)、4位は「未作成・検討中」(7.3%)となりました。Excelの利用者からは「図のデザインや構成が属人的になる」という運用の課題が挙がっています。一方、2位のCAD利用者からは「正確に寸法や高さを表現できる」というメリットが挙げられたものの、「ソフトが高額」「操作知識が必要で利用者が限定される」といった導入・運用のハードルが指摘されました。
製造業・生産管理への見方
製造業や生産管理の現場において、生産ラインの変更や新規設備の導入に伴うレイアウト検討は、作業動線の最適化や安全性確保のために極めて重要です。Excelによる図面作成は手軽な反面、正確な寸法や高さ情報が欠落しやすく、実際の設備搬入時や現場配置の段階で干渉などの問題が発生するリスクをはらんでいます。また、図面作成が属人化することで、レイアウト変更の履歴管理や情報共有が妨げられる要因にもなります。CADの専門スキルを持つ人材が限られる中で、直感的に操作でき、かつ正確な寸法を反映できる代替手法への関心が高まっています。
現場で確認したいポイント
- 自社の工場・倉庫レイアウト図面が、特定の担当者しか編集できない属人的な状態になっていないか
- レイアウト変更時に、設備の高さ制限や通路幅の寸法ミスによるトラブルが発生した経験はないか
- CADのライセンス費用や、操作できる専門人員の不足がボトルネックになっていないか
確認しておきたい点
本調査は「国際物流総合展2026」の来場者368名を対象とした簡易的なシールアンケートの結果であり、すべての製造業や物流現場の比率を厳密に反映したものではありません。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | メガソフト株式会社 |
| 発表日時 | 2026-10-01 12:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |