この記事の要点: 株式会社ソトバコは、スマートフォンで撮影した写真からAIが商品候補を提示し、入出庫や廃棄を数量とともに記録できる新機能「在庫管理機能」の提供を2026年9月30日より開始しました。本機能は同社が展開する棚卸アプリ「ラクだな」の追加機能として提供され、日々の在庫記録業務の省力化や、帳簿上の理論在庫と実在庫の差異を迅速に把握することを目指して開発されました。
発表内容のポイント
- スマホ撮影とAIの商品候補提示により、バーコード不要で入出庫や廃棄を記録可能
- 日々の入出庫・廃棄データから算出された理論在庫と、棚卸結果を1枚の在庫表で比較
- ロットごとの入荷日・賞味期限・仕入単価管理に対応し、古いロットからの自動引き当ても可能
発表の背景
食品卸などの現場では、生鮮品をはじめバーコードが付いていない商品が多く存在し、日々の入出庫を正確に記録する仕組みの構築が課題となっていました。同社はこれまで写真撮影とAIを活用した棚卸アプリを提供してきましたが、導入企業から「棚卸と同じ操作感で日々の入出庫や廃棄も登録したい」「理論在庫と棚卸結果を比較したい」という要望が寄せられたことから、今回の機能開発に至りました。
何が発表されたのか
新機能では、入荷・出荷・廃棄する商品をスマートフォンで撮影すると、AIが該当する商品の候補を画面上に並べます。作業者は候補から商品を選択し、電卓画面で数量を入力するだけで記録が完了します。入庫時には入荷日や賞味期限、出庫時には納品先や販売単価、廃棄時には廃棄理由などを合わせて登録できます。これらのデータはCSV形式でのインポートおよびエクスポートに対応しており、既存システムとの連携も考慮されています。
製造業・生産管理への見方
製造現場や原材料倉庫、特に食品製造や加工を伴う一次加工・調達の現場では、個々の原材料にバーコードが付与されていないケースが多々あります。本機能は、専用のハンディ端末やバーコード管理システムを導入せずとも、スマートフォン1台でロット管理や賞味期限管理、入出庫記録をデジタル化できる点が特徴です。理論在庫と実在庫のズレを日常的に可視化することで、余剰在庫の削減や廃棄ロスの早期発見など、生産管理・在庫管理の適正化に寄与します。
現場で確認したいポイント
- 自社の取り扱い資材や原材料が、スマートフォンのカメラ撮影とAI判定に適した形状・梱包か
- 既存の生産管理システムや基幹システムと、CSVデータを介してスムーズに連携できるか
- 初期費用なしの個別見積もりプランにおいて、自社の運用規模に応じたランニングコストはいくらか
確認しておきたい点
本機能の利用には「在庫管理プラン」の契約が必要で、料金は個別見積もりとなります。また、写真から賞味期限を自動で読み取る機能や、確認が必要な商品を事務所で抽出・把握する機能は、現時点では未実装であり今後の開発予定とされています。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社ソトバコ |
| 発表日時 | 2026-10-01 12:20:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |