この記事の要点: 化学品専門商社のオー・ジー株式会社は、2026年9月30日から10月2日まで幕張メッセで開催される「第6回 サステナブルマテリアル展」に出展し、環境対応と機能性を両立する18の素材・技術を提案します。リサイクル・循環材料、バイオ由来材料、機能性・環境対応材料、開発・製造・評価支援の4カテゴリーに分類し、国内外のメーカーやスタートアップと連携したサステナブルなものづくり支援策を紹介します。
発表内容のポイント
- 廃漁網を高品質ナイロンに再生する「amuca®」など循環型材料を展示
- 半導体モールディング工程に対応するPFASフリーの金型離型フィルムを提案
- 樹脂コンパウンドや受託合成、試験・薬事業務など製品化・量産支援も網羅
発表の背景
製造業界において、CO2排出量削減や資源循環、有害化学物質の規制対応といった環境負荷低減への要求が急速に高まっています。特にプラスチック資源の循環利用や、PFAS(有機フッ素化合物)規制を見据えた代替素材の確保は、製品開発における喫緊の課題です。こうした背景から、同社は国内外のネットワークを活かし、環境性能と実用的な機能性を両立した具体的な代替素材と、その社会実装を支える開発支援体制を提示します。
何が発表されたのか
展示では、使用済み漁網をケミカルリサイクルしてバージン材同等の物性を実現したナイロン6生地「amuca®」や、アンモニアを用いて廃ポリカーボネートを選択的に分解・再資源化するReBond Materials社の技術など、高度なリサイクル素材を紹介します。また、植物原料を100%使用したバイオ由来素材や、ダイセル社が開発した柔軟性と離型性を備えるPFASフリーの半導体金型離型フィルムなど、機能性を維持した環境対応材料を提案。さらに、関係会社による樹脂コンパウンドの試作・量産や、薬事・分析センターによる試験受託など、素材選定から製品化までを一貫して支援する体制もアピールします。
製造業・生産管理への見方
生産管理や製品開発の担当者にとって、調達材料の環境対応は避けて通れないテーマです。本展示で提案される素材群は、単なる環境配慮にとどまらず、バージン材と同等の物性を備えた再生ナイロンや、半導体製造プロセスに耐えうるPFASフリーフィルムなど、実際の生産現場で要求されるスペックを満たす選択肢を提示している点が特徴です。また、素材の提供だけでなく、高充填・反応コンパウンドの試作から量産、各種理化学試験や異物調査といった評価支援までカバーしているため、新素材導入に伴う生産プロセスの変更や品質評価のハードルを下げる一助となります。
現場で確認したいポイント
- 提案される再生樹脂やバイオ素材が、自社製品の要求物性や品質基準を満たせるか
- PFASフリー代替素材を導入する際、既存の成形・加工設備をそのまま流用できるか
- 試作から量産、品質評価試験までを委託する場合の対応範囲とリードタイム
確認しておきたい点
本リリースに記載されているCO2削減効果(バージン樹脂比約65%削減など)や製品カーボンフットプリントの削減数値は、各製造元による算出値であり、実際の自社製品に適用した際の効果は、採用するプロセスや条件によって異なる可能性があります。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | オー・ジー株式会社 |
| 発表日時 | 2026-09-14 11:58:46 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |