この記事の要点: 株式会社キビテクは、メーカーの異なる複数のロボットを単一のプラットフォームで統合制御できるソフトウェア「HATS」の製品ラインナップを刷新しました。フリートコントロール機能の有無で選べる新グレード「HATS Standard」および「HATS Pro」の提供を開始したほか、自社での内製開発やシステムインテグレーションを行う企業・SIer向けに、開発基盤となる「HATS SDK」を新たにリリースしました。
発表内容のポイント
- 異種メーカーのロボットを単一プラットフォームで統合・群制御できる国産技術
- フリートコントロール機能の有無や同時制御台数で選べる2つの新グレードを展開
- 内製開発やSI案件でのシステム構築を支援する「HATS SDK」を新たに提供
発表の背景
工場や物流倉庫では自動化に向けて様々なロボットの導入が進む一方、メーカーごとに制御システムが異なるため、異種ロボットの連携や一元管理が難しいという課題がありました。個別に対応するためのシステムインテグレーション費用が高額化する傾向にある中、ベンダーに依存せず統合制御や群制御を可能にするプラットフォームの需要が高まっていました。
何が発表されたのか
刷新された「HATS」は、オンプレミス環境とAWS上のSaaS環境の双方で提供されます。新グレードの「HATS Pro」では、1シナリオあたり5台までの同時制御に対応するフリートコントロール機能を標準搭載しています。また、新たに登場した「HATS SDK」は、完成品ソフトの提供ではなく、ユーザー自身が内製開発やSI開発を行うための開発基盤としてオンプレミス版のみで提供されます。ロボットだけでなく、WMS(倉庫管理システム)やMES(製造実行システム)などの上位システム、エレベーターなどの設備、AIとの連携も可能です。
製造業・生産管理への見方
製造現場や物流倉庫において、自律フォークリフト(AGF)や点検用の四脚ロボットなど、用途に応じた異種ロボットの導入が進んでいます。本製品の活用により、上位システムと連動した入出庫業務の自動化や、危険区域における巡回・点検業務の自動化・省力化が期待できます。特に、異なるメーカーのロボットを同一システム上で群制御できるため、既存設備や新規導入ロボットを組み合わせた柔軟な生産ライン・物流ラインの設計が可能になり、製造業DXの推進に寄与します。
現場で確認したいポイント
- 自社で導入している、または導入予定のロボットがHATSの接続対象に対応しているか
- 自社の開発体制において、Standard/Proの導入とSDKによる内製開発のどちらが適しているか
- 既存のMESやWMS、エレベーターなどの生産設備と連携するための要件や開発規模
確認しておきたい点
各グレードやSDKの具体的な価格については個別問い合わせが必要です。また、AWS版を対象とした35%OFFのリリース記念キャンペーンは、3年間の継続利用契約と導入事例への協力が条件となります。
関連リンク
- 株式会社キビテク 公式サイト:発表企業であるキビテクのコーポレートサイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社キビテク |
| 発表日時 | 2026-09-14 16:29:43 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |