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東京鋲兼とディスカバリーズ、AI調達マッチングシステムを開発し特許を共同出願

東京鋲兼とディスカバリーズが、製造業の調達マッチング精度を高めるAIシステムを共同開発。特許を出願し、調達プラットフォーム「YUIFAB」で稼働を開始しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
東京鋲兼とディスカバリーズ、AI調達マッチングシステムを開発し特許を共同出願

この記事の要点: ディスカバリーズ株式会社は、金属・樹脂部品の製造販売や自動化コンサルティングを手がける株式会社東京鋲兼と共同で、製造業における部品調達のマッチング精度を向上させるAIシステムを開発し、特許を共同出願したことを発表しました。このシステムの中核技術を実装した対話型AI「バーチャルスタッフ」は、東京鋲兼が運営する製造調達プラットフォーム「YUIFAB」にて稼働を開始しています。

発表内容のポイント

  • LLMによる文脈解釈と確定的アルゴリズムを組み合わせ、曖昧な相談を構造化
  • 顧客のニーズを自動でスキルフラグに変換し、最適な担当候補者を自動選定
  • 調達プラットフォーム「YUIFAB」で24時間対応の対話型AIとして稼働開始

発表の背景

従来の製造業における部品調達では、調達を希望する顧客と、それに対応できる製造候補者とのマッチング業務が、担当者の経験や知識に依存する属人的なものとなっていました。そのため、対応品質にばらつきが生じやすいという課題を抱えていました。東京鋲兼が持つ製造・調達の現場知見と、ディスカバリーズのAI・クラウド技術を掛け合わせることで、属人性を解消し、安定した精度でマッチングを実現する仕組みの構築を目指しました。

何が発表されたのか

開発されたシステムは、顧客が入力した「コスト削減」や「品質不安」といった自然言語の相談内容をLLMで解析し、ニーズを構造化データとして抽出します。さらに、そのニーズを加工法や調達地域などの「スキルフラグ」に変換・分類した上で、対応実績や応答速度などを加味したスコアから最適な担当候補者を自動選定します。選定された担当者には、事前に相談内容や抽出されたニーズが共有されるため、初動から質の高い対応が可能になります。

製造業・生産管理への見方

部品調達やサプライチェーンの管理において、最適な加工先や調達先を選定する業務は、図面や仕様の理解だけでなく、各工場の得意分野や稼働状況を把握する必要があり、極めて属人化しやすい領域です。今回のAIマッチングシステムは、顧客の曖昧な要望を自動で要件定義し、最適な担当者へ引き継ぐことで、調達業務の標準化とスピード向上に寄与します。人手不足や技術継承に悩む調達部門にとって、業務効率化とマッチング精度向上を両立するDXの有効なアプローチと言えます。

現場で確認したいポイント

  • 自社の調達業務において、担当者の経験に依存しているマッチングプロセスの有無
  • 「YUIFAB」のバーチャルスタッフが、自社の調達カテゴリや部品種別に対応しているか
  • 図面情報や詳細な技術仕様が、どの程度AIによって構造化・判定できるのか

確認しておきたい点

本システムは調達プラットフォーム「YUIFAB」の顧客窓口および担当者選定に導入されたものであり、自社の社内調達業務に直接システム単体を導入・構築できるパッケージとしての提供有無や、対応可能な調達カテゴリの詳細については、発表資料からは明らかになっていません。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 ディスカバリーズ株式会社
発表日時 2026-09-08 14:00:01
元記事 PR TIMESで読む

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