この記事の要点: 株式会社ミマキエンジニアリングは、産業用デジタル印刷の生産性と表現力を高める、工業製品およびテキスタイル・アパレル向けのインクジェットプリンタ3機種、UV蛍光インクとDTFインクの新色2種、およびそれらの性能を引き出すソフトウェアの計6製品を全世界で発売します。生産工程の効率化や省人化、多様な素材への印刷に対応する新ソリューションとして、2026年9月の展示会を皮切りに順次展開されます。
発表内容のポイント
- 大判UVプリンタに新開発の基材吸引固定機構を搭載し、印刷準備時間を大幅に短縮
- グッズ・工業製品向けプリンタにカメラ・ベルトオプションを用意し、搬送から回収を自動化
- 新色インクと高機能RIPソフトにより、複数プリンタ間の色合わせや豊かな色彩表現を実現
発表の背景
製造現場では、限られた人員と時間の中で生産性を高めることや、従来は印刷が難しかった形状・素材への対応、商品の付加価値向上といった課題に直面しています。同社はこれらの現場ニーズに応えるため、プリント工程を構成するハードウェア、インク、ソフトウェアの各技術を刷新し、生産効率化と表現力向上を同時に実現するシステムを開発しました。
何が発表されたのか
今回発売されるのは、基材のセット時間を短縮する大判フラットベッドUVプリンタ「JFX220-2515」、自動化オプションに対応したグッズ・工業製品用UVプリンタ「UJF200シリーズ」、生産量を従来比約1.5倍に高めたアパレル向けDTFプリンタ「TxF330-800」の3機種です。さらに、デザイン性を高めるUV蛍光インクやDTFインクの新色、カメラによる自動位置合わせや複数プリンタ間の色調整に対応したソフトウェアRIP「RasterLink8」を組み合わせることで、一連の印刷工程を最適化します。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理やDX推進において、多品種少量生産や既製品への追加工(加飾)の効率化は重要なテーマです。新製品の「UJF200シリーズ」では、カメラによる位置検出とベルトコンベア接続オプションにより、基材の搬送・印刷・回収までを自動化し、夜間や休日の無人運転を可能にします。また、従来機に比べて印刷素材の厚みと耐荷重が拡大したことで、キャリーバッグやPC筐体といった大型・重量のある既製品へのダイレクト印刷にも対応。段取り替えの工数削減と、新たな加工案件の取り込みを両立する生産体制の構築に寄与します。
現場で確認したいポイント
- 自動化オプション(カメラ・ベルト)を導入する際、既存の生産ラインやコンベアとどのように接続・連携できるか
- 自社で取り扱う工業用部材や既製品のサイズ・重量が、新型プリンタの対応範囲内に収まっているか
- 複数台のプリンタを運用する場合、新ソフト「RasterLink8」による色合わせ機能がどの程度均一に機能するか
確認しておきたい点
自動化に対応するカメラオプションおよびベルトオプションは別売品です。また、DTFプリンタ「TxF330-800」の生産量約1.5倍という数値は、CMYK+Wのインク構成時における従来機との比較であり、実際の生産速度は運用条件によって異なる可能性があります。
関連リンク
- ミマキエンジニアリング 公式サイト:製品仕様や販売ネットワークに関する一次情報を確認できます。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社ミマキエンジニアリング |
| 発表日時 | 2026-09-08 15:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |