この記事の要点: 株式会社ジェイテクトのグループ会社である株式会社ジェイテクトプレシジョンベアリングは、2026年9月30日から10月2日まで幕張メッセで開催される「第17回 高機能フィルム開発・製造展 -FILMTECH JAPAN-」に、ロール専門メーカーの彦山精機株式会社と共同出展します。塗工工程における薄膜の精度向上や歩留まり改善に貢献する、超高精度ベアリングを組み込んだロールユニットなどの最先端ソリューションを提案します。
発表内容のポイント
- 振れ精度0.5μmを達成する超高精度ベアリング「PRECILENCE」を展示
- ロール専門メーカーの彦山精機と共創した高精度ロールユニットをデモ実演
- クリーンや真空、高温などの特殊環境に対応するベアリング「EXSEV」も紹介
発表の背景
ペロブスカイト型太陽電池やリチウムイオン電池の電極、機能性フィルムの製造現場では、均一な膜を塗布する塗工機のロールにわずかな振れがあるだけで、製品の品質低下や歩留まり悪化に直結します。こうした課題に対し、ジェイテクトグループは既存製品の高付加価値化を進め、モノづくり設備向けのソリューションプロバイダーとして、塗工精度を極限まで高める技術の提供を目指しています。
何が発表されたのか
共同出展では「高精度ロールユニット化による課題解決」をコンセプトに掲げます。出展される超高精度ベアリング「PRECILENCE」は、軌道面を鏡面仕上げにする独自技術により、一般的な高精度軸受を組み込んだ際の振れ精度1.5μmに対し、0.5μmにまで抑制します。寸法ばらつきが極めて小さいため、適切なはめあいや予圧の調整が容易になり、個別の選定作業が不要になるメリットもあります。会場ではこのベアリングを組み込んだロールユニットのデモ機を稼働させ、実際の振れ精度の高さを実演します。
製造業・生産管理への見方
フィルムや電池極板の製造ラインにおいて、塗工工程の高度化は製品性能を左右する重要な要素です。本展示で提案されるロールユニットは、設計や組付け時の課題に対するソリューションとして機能します。また、一般のベアリング鋼や油・グリースが使用できないクリーン、真空、高温、腐食環境といった過酷な生産現場向けに、特殊環境用ベアリング「EXSEV」も提案されるため、自社の製造環境に応じた設備改善のヒントを得る機会となります。
現場で確認したいポイント
- 自社の塗工工程におけるロールの振れ精度と、製品の歩留まりへの影響度合い
- ロールユニット化による設計・組付け工数の削減効果や、メンテナンス性の変化
- 特殊環境用ベアリングが対応可能な温度域やクリーン度などの具体的な仕様
確認しておきたい点
共同出展する彦山精機との具体的な取引窓口や、高精度ロールユニットの個別設計における対応可能サイズ・納期などの詳細については、リリース内に記載がないため直接確認する必要があります。
関連リンク
- ジェイテクト 企業サイト:発表企業であるジェイテクトの公式サイトです。
- ジェイテクトプレシジョンベアリング:超高精度ベアリングを開発するグループ企業のサイトです。
- ジェイテクト PR TIMESページ:ジェイテクトのプレスリリース一覧ページです。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社 ジェイテクト |
| 発表日時 | 2026-09-01 13:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |