この記事の要点: 株式会社メディパルホールディングスの連結子会社である医薬品卸4社(メディセオ、エバルス、アトル、東七)は、医薬品Web発注システム「Order-epi(オーダー・エピ)」に新機能を追加したと発表しました。管轄する高機能物流センター(ALC)の在庫状況を発注画面上でリアルタイムに可視化し、在庫切れの際にもスムーズに代替品を選択できる機能を提供することで、医療機関や調剤薬局における調達・発注業務のプロセス改革を推進します。
発表内容のポイント
- 物流センター(ALC)の在庫状況を発注画面上でリアルタイムに一目で確認可能に
- 在庫切れの場合でも、同一画面から直感的な操作でスムーズに代替品を選択できる
- 発注後の入荷可否確認や再手配の手間をなくし、発注時点で業務完結を実現
発表の背景
医療機関や調剤薬局では、多岐にわたる医薬品の在庫管理や発注業務の負荷軽減が課題となっています。特に、発注手続きを終えた後に希望の品が手配できなかった場合、改めて代替品を検索して再手配する「後追い作業」が発生し、業務効率を阻む大きな要因となっていました。グループは、発注完了から納品確定までに生じるタイムラグと、それに伴う確認・再手配の手間を解消することが急務であると捉え、今回のシステムアップデートに至りました。
何が発表されたのか
今回の機能追加により、ユーザーは発注画面上で管轄ALCの在庫状況を直接確認できるようになります。万が一、希望する医薬品が在庫切れの場合でも、画面を切り替えることなくスムーズに代替品を選択できる「ワンストップ化」を実現しました。これにより、従来発生していた「発注後の入荷可否確認」や「代替品の再検索」といったプロセスが不要となり、発注作業を行った時点で確実な納品手配が完了する、ストレスの少ない調達環境を提供します。
製造業・生産管理への見方
本件は、医薬品流通におけるサプライチェーンの末端(医療機関・薬局)と、中間流通である卸の物流センター(ALC)をデータで直結する「調達・物流DX」の好例です。製造業の部品調達や資材管理においても、サプライヤー側の在庫状況がリアルタイムに可視化されていないことで、発注後の納期回答待ちや代替品選定の二度手間が発生する課題は共通しています。発注側と供給側の在庫データをシームレスに連携させ、発注時点で手配を確定させる仕組みは、製造現場の調達プロセス効率化や欠品対策を考える上でも非常に参考になるアプローチです。
現場で確認したいポイント
- 自社の調達システムにおいて、主要サプライヤーの在庫状況をリアルタイムに確認できる連携機能があるか
- 欠品発生時に、代替品を同一システム内で迅速に選定・発注できる仕組みが構築されているか
- 発注から納期確定までのタイムラグによる、調達担当者の「後追い確認作業」がどの程度発生しているか
確認しておきたい点
本システムはメディパルグループの医薬品卸4社が提供するものであり、他社系列の医薬品卸からの調達や、医薬品以外の一般的な製造業用資材の調達に直接適用できるものではありません。また、自動発注システム(PRESUSなど)との完全な連携時期についての具体的なスケジュールは明記されていません。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社メディパルホールディングスの公式ホームページです。
- 関連ページ:メディパルグループのニュースリリース一覧ページです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社メディパルホールディングス |
| 発表日時 | 2026-08-28 10:00:08 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |