この記事の要点: 第一実業株式会社は、2026年9月9日から11日まで幕張メッセで開催される「H2&FC EXPO」に出展し、Bloom Energy社製の固体酸化物形燃料電池(SOFC)を活用したオンサイト発電ソリューションを展示します。都市ガスなどを燃料としてオンサイトで発電を行う分散型電源であり、系統電力への依存を解消または低減することで、電力供給の柔軟性とレジリエンス向上に貢献します。
発表内容のポイント
- 都市ガスなどを燃料とする高効率な固体酸化物形燃料電池(SOFC)を提案
- 系統電力に依存しないオフグリッドや系統併用により、受電容量不足を解消
- 系統停電時にも継続運転が可能で、災害時のBCP対策や事業継続を確保
発表の背景
近年、生成AIの普及などに伴い、半導体工場や自動倉庫、物流施設、データセンターなどで電力需要が急増しています。一方で、電力インフラの増強には時間を要し、系統の混雑や連系協議・受電工事の長期化によって、事業開始までのリードタイムが長期化する傾向にあります。また、自然災害時の停電対策やBCPの強化も、製造・物流拠点における重要な経営課題となっています。
何が発表されたのか
今回展示されるBloom Energy社製SOFCは、米国のデータセンターで多数の導入実績を持つ分散型電源システムです。オンサイトで発電を行うため、電力インフラの増強を待つことなく、早期の事業開始や受電容量不足の解消につなげることができます。また、24時間365日の遠隔監視と保守体制が提供されるほか、高効率な発電により脱炭素と経済性の両立を目指す設計となっています。
製造業・生産管理への見方
製造業の工場や自動倉庫などの物流拠点において、安定した電力確保は生産ラインの稼働率に直結する極めて重要な要素です。特に、半導体工場のように一瞬の停電も許されない精密な生産現場や、24時間稼働する自動倉庫では、系統電力の停電リスクへの備えが欠かせません。本ソリューションは、系統停電時にも継続運転が可能なため、操業停止リスクを低減する強力なBCP対策となります。さらに、新規工場の立ち上げ時にネックとなりやすい受電容量不足や受電工事待ちの期間を短縮し、早期の操業開始を支援する選択肢として注目されます。
現場で確認したいポイント
- 自社工場や物流拠点の受電容量不足や、新規立ち上げ時の工事待ち期間の有無
- 既存の非常用発電機と比較した、SOFC導入によるBCP対策としての有効性
- 都市ガスなどの燃料インフラの確保状況と、導入・運用における経済性の評価
確認しておきたい点
本ソリューションの導入にあたっては、設置場所における都市ガスなどの燃料供給インフラの有無や、具体的な導入費用、既存の系統電力との併用設計に関する詳細な個別設計が必要となる点に留意する必要があります。
関連リンク
- 第一実業株式会社:発表企業である第一実業の公式ホームページです。
- 第一実業のPR TIMESページ:第一実業のプレスリリース一覧が確認できます。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 第一実業株式会社 |
| 発表日時 | 2026-08-20 09:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |