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日本材料技研がPBT球状微粒子を販売開始、3Dプリンタや樹脂改質向けに展開

日本材料技研が、耐熱性や電気絶縁性に優れたPBTの球状微粒子を製品化。3Dプリンタ材料や樹脂改質材としての応用が期待されます。

生産現場のシステムNAVI編集部
日本材料技研がPBT球状微粒子を販売開始、3Dプリンタや樹脂改質向けに展開

この記事の要点: 日本材料技研株式会社は、エンジニアリングプラスチックの一種であるポリブチレンテレフタレート(PBT)の球状微粒子を新たに製品化し、販売を開始しました。独自の樹脂微粒子化技術を応用したもので、平均粒子径(D50)は23μmです。優れた耐熱性や電気絶縁性を備えるPBTの特性を微粒子形態で活用でき、粉体としての流動性や分散性も向上しているため、多様な産業用途への展開が期待されています。

発表内容のポイント

  • 独自の微粒子化技術により、従来は困難だったPBTの球状微粒子化を実現
  • 平均粒子径(D50)23μmで、粉体としての流動性や分散性を向上
  • PBF方式3Dプリンタ用材料や樹脂改質材、コーティング材など幅広い用途に対応

発表の背景

PBTは耐熱性や電気絶縁性、低吸水性、寸法安定性に優れ、自動車や電気電子部品に広く使われる結晶性ポリエステル樹脂です。しかし、エンジニアリングプラスチックは一般的な乳化重合法などでの球状微粒子化が難しく、これまでは主に粉砕法による破砕微粒子が用いられていました。同社はこの課題に対し、独自の技術を用いて球状微粒子化に成功しました。

何が発表されたのか

今回発売されたPBT球状微粒子は、PBT本来の優れた物理的・化学的特性を維持しながら、球状に加工された材料です。球状であることから、従来の破砕微粒子に比べて粉体としての流動性や他素材への分散性が高められています。具体的な用途としては、PBF(粉末床溶融結合)方式の3Dプリンタ用材料をはじめ、プラスチックの性質を改善する樹脂改質材、塗料やインキ、各種コーティング材への添加などが想定されています。

製造業・生産管理への見方

製造業の現場において、PBTは信頼性の高いエンジニアリングプラスチックとして定着していますが、球状微粒子として利用可能になることで、新たな加工プロセスや製品開発の選択肢が広がります。特にPBF方式の3Dプリンタを用いた試作や小ロット生産において、耐熱性や電気特性に優れたPBT部材を直接造形できる可能性が高まります。また、既存樹脂の改質材として活用することで、製品の寸法安定性や耐薬品性の向上といった高付加価値化にも寄与します。

現場で確認したいポイント

  • 自社のPBF方式3Dプリンタや成形設備において、粒子径23μmの適合性があるか
  • 既存の樹脂改質やコーティング工程において、流動性や分散性の改善が見込めるか
  • 顧客の要望に応じた他樹脂の微粒子化受託開発の活用可能性はあるか

確認しておきたい点

本製品の具体的な供給体制や価格帯、詳細な物性データについては公式発表に記載がないため、導入検討にあたっては同社への直接の問い合わせや個別サンプルの評価が必要となります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 日本材料技研株式会社
発表日時 2026-08-03 08:00:01
元記事 PR TIMESで読む

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