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IIJ、LoRaWAN電波測定用の新型デバイス発売。工場内の無線構築を効率化

IIJがLoRaWAN専用の電波測定デバイス「LZ-01V3」を提供開始。小型・軽量化と耐久性向上を実現し、工場や倉庫での無線センシング導入時の置局設計を支援します。

生産現場のシステムNAVI編集部
IIJ、LoRaWAN電波測定用の新型デバイス発売。工場内の無線構築を効率化

この記事の要点: 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、IoT向け無線通信規格「LoRaWAN」の電波測定専用デバイス「LZ-01V3」を開発し、提供を開始しました。本製品は、LoRaWANを用いた無線センシングシステムを構築する際、事前に機器間の電波状態を確認し、ゲートウェイの設置場所や必要台数を決定する置局設計に特化したデバイスです。従来モデルに比べて小型・軽量化と耐久性の向上を実現しています。

発表内容のポイント

  • 手のひらサイズで約277gと軽量。専用機とすることで低価格での導入が可能
  • クラウドサービスと連携し、電波強度や受信成功率などの疎通状況をWeb上で可視化
  • 測定結果はExcel形式で出力でき、通信環境の調査レポート作成を効率化

発表の背景

LoRaWANは低消費電力で長距離通信が可能なため、製造や物流などの分野で無線センシングに活用されています。しかし、工場や倉庫などの屋内環境では、遮蔽物や設備の配置によって電波が遮られ、データの送受信が不安定になる課題がありました。そのため、安定した通信環境を構築するには事前の正確な電波測定が不可欠であり、より手軽に測定を行える専用デバイスが求められていました。

何が発表されたのか

新開発された「LZ-01V3」は、一般的なスペクトラムアナライザーなどの汎用測定器に比べ、LoRaWANの測定に特化することで1台あたり43,000円(税抜)という低価格を実現しています。同社が提供する「IIJセンシングデータマネジメントサービス」と連携させることで、Webコンソール上で電波強度や受信成功率などの測定結果をリアルタイムに確認できます。通信状態の良否を判定する基準も表示されるため、専門知識が少なくても状況を把握しやすい仕様です。

製造業・生産管理への見方

製造現場や物流倉庫におけるIoT導入では、温度管理や設備監視のために多数のセンサーを配置するケースが増えています。しかし、鉄骨や大型機械が並ぶ工場内は電波が届きにくい場所が生じやすく、ゲートウェイの最適な配置設計が課題でした。本デバイスを活用することで、自社スタッフでも手軽に電波状況を測定・検証できるようになり、通信トラブルを防ぐための置局設計を低コストかつ迅速に行うことが可能になります。

現場で確認したいポイント

  • 自社の工場や倉庫でLoRaWANセンサーを導入・増設する計画があるか
  • 測定デバイスの利用に必要なゲートウェイやクラウド、通信サービスの契約条件を確認したか
  • 電波測定の実施や測定結果に基づくゲートウェイ配置を自社で運用可能か

確認しておきたい点

本デバイス「LZ-01V3」単体では動作せず、利用にあたっては指定のLoRaWANゲートウェイ(TLG3901BLV2)、IIJセンシングデータマネジメントサービス、およびIIJモバイルサービス/タイプIの契約が別途必要となります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 株式会社インターネットイニシアティブ
発表日時 2026-07-29 11:10:01
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