この記事の要点: ストラト・ビジョン合同会社は、2026年7月29日より、質量45グラム・直径50mmの超音波式風向風速センサーモジュール「ULSA EVO(アルサ・エヴォ)」の予約注文を開始しました。本製品は、ハンディ計測や小型機器への組み込み、独自アプリケーション開発を想定した2次元超音波式センサーです。通常価格は税込89,100円で、9月30日より順次発送を予定しています。
発表内容のポイント
- 質量45g・直径50mmの超軽量コンパクト設計で、優れた設置性と可搬性を実現
- STM32とESP32-C3を搭載し、ユーザーによるカスタム開発やシステム組み込みが可能
- USB Type-C、UART、I2C経由でのデータアクセスに対応し、多様な接続性を確保
発表の背景
従来の機械式風速計や超音波式風向風速計は、重量や設置性の面で課題を抱えていました。開発元は、気象観測用システム開発の過程で培った小型超音波センシング技術を応用し、ポータビリティとユーザビリティを追求した超軽量・小型の後継モデルとして本製品を開発しました。
何が発表されたのか
ULSA EVOは、超音波制御を担う「STM32」と、ユーザーが自由にプログラム可能な「ESP32-C3」を組み合わせたデュアルMCU構成を採用しています。出荷時には基本機能のみの初期ファームウェアが導入されていますが、Wi-Fi OTA経由でインストールできるデモファームウェアや、Webブラウザ・iOSアプリとのワイヤレス接続機能も提供されます。筐体には産業用3Dプリンター製のナイロン素材(HP Multi Jet Fusion PA12S)が採用されています。
製造業・生産管理への見方
製造現場や工場設備管理において、空調(HVAC)の微気流測定や、生産ライン周辺の気流管理は、品質管理や作業環境改善の観点から重要です。本製品は45gと極めて軽量なため、既存の設備や移動体、点検用ドローンなどへ容易に設置できます。また、UARTやI2C、Grove互換ポートを介して既存の生産管理システムやIoTデバイスに風向・風速データを直接取り込めるため、工場内のDXや気流のリアルタイム監視システムの構築に寄与します。
現場で確認したいポイント
- 非防水仕様(防水性能なし)のため、水滴や高湿度、結露が発生する製造工程での使用可否
- 推奨動作温度範囲が0〜45℃であるため、高温になる炉の周辺や寒冷地での稼働環境の確認
- 出荷時ファームウェアは基本機能のみのため、自社システム連携に必要な開発リソースの有無
確認しておきたい点
本製品は非防水仕様であり、動作温度範囲は0〜45℃(結露・凍結なきこと)に制限されています。また、出荷時ファームウェアではmicroSDカードスロットなどの一部機能が未実装のため、実用にはデモファームウェアの導入や独自のソフトウェア開発が必要です。
関連リンク
- 発表企業サイト:ULSA EVOの製品仕様や詳細情報を確認できます。
- 関連ページ:製品の予約注文を受け付けている公式直販ストアです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | ストラト・ビジョン合同会社 |
| 発表日時 | 2026-07-29 10:00:03 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |