この記事の要点: 株式会社ZEBoptは、建築設計者向けの省エネ建築設計AIツール「ZEBopt Codesign(ゼブオプト コデザイン)」のトライアル版を2026年7月7日より提供開始しました。本サービスは、AIとのチャットによる対話を通じて建築物の省エネ性能やZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)水準の検討を行い、自動でエネルギー計算を実行できるウェブサービスです。設計業務の負担軽減と省エネ性能の向上を両立させることを目指しています。
発表内容のポイント
- 対話型AIにより、省エネ計算の前提整理や設計案の比較検討をチャット形式でナビゲート
- WEBPROシートのアップロードに対応し、AIによる自動編集や手動修正の反映が可能
- WEBPRO APIと連携し、会話内容に基づいた正確なBEI値の再計算やレポート作成を実行
発表の背景
2025年4月に施行された改正建築物省エネ法により、原則すべての新築・増改築で省エネ基準への適合が義務化されました。さらに2030年に向けて省エネ基準はZEB水準へと引き上げられる見通しです。これにより、従来は省エネ計算を専門としていなかった設計者も一次エネルギー消費量の算定やZEB水準の検討を求められるようになり、設備仕様の比較検討に伴う実務負担の増加が課題となっています。
何が発表されたのか
「ZEBopt Codesign」は、AI共通の通信プロトコル(MCP)を用いて多様な設計ツールを呼び出し、省エネ設計を支援するシステムです。国土交通省の一次エネルギー消費量算定プログラム「WEBPRO」の入力シートをアップロードすることで、AIが内容の修正や最適化を自動で行います。また、国交省の技術解説書を検索して根拠に基づいた改善案を提示する機能や、BEI(建築物エネルギー消費性能基準)の削減効果を可視化する最適化比較レポートの作成機能を備えています。
製造業・生産管理への見方
製造業における自社工場や倉庫、オフィスなどの新築・増改築の際、建築物省エネ法への適合やZEB化は避けて通れない課題です。本ツールのようなAI支援システムが設計実務に導入されることで、建築設計会社とのやり取りがスムーズになり、省エネ性能の検討プロセスが迅速化される可能性があります。また、自社で施設管理や生産環境の設計に関わる部門にとっても、省エネ基準適合に向けた仕様選定やコスト・効果の比較検討を効率化する技術として注目されます。
現場で確認したいポイント
- 自社の工場や事業所の新設・改修計画において、ZEB水準の検討プロセスがどう効率化されるか
- WEBPROシートのアップロード機能やAPI連携による計算精度が、実務の要求水準を満たしているか
- 3カ月限定の特別価格で提供されるトライアル版の利用条件や自社業務への適用可能性
確認しておきたい点
本サービスはトライアル版としての提供であり、実際の設計実務における運用実績や、既存のCADソフト等との直接的な連携可否については、個別での確認が必要です。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社ZEBoptの公式ウェブサイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ:株式会社ZEBoptのプレスリリース一覧です。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社ZEBopt |
| 発表日時 | 2026-07-07 10:10:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |