この記事の要点: ブラザー工業株式会社は、2026年7月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「第12回猛暑対策展」に出展します。同社ブースでは、独自の気化冷却技術「TwinAqua」を搭載した最新の据置型スポットクーラー「PD-7105」をはじめ、フォークリフトや産業車両向けのスポットクーラーなど、製造現場や物流現場の暑熱対策に貢献する製品群を展示し、実機による性能体感の機会を提供します。
発表内容のポイント
- 排気熱風が出ない独自技術により、周囲を温めずに作業者をピンポイントで冷却
- ヒートポンプ式と比較して消費電力を大幅に削減し、工場の省エネ化に貢献
- フォークリフト用モデルは低消費電力設計で、車両バッテリーへの負荷を抑制
発表の背景
近年の地球温暖化に伴い、製造現場や物流倉庫における作業者の熱中症対策は急務となっています。しかし、従来のスポットクーラーは背面から熱風を排出するため、屋内全体の温度を上げてしまう課題がありました。また、工場全体の空調管理はエネルギー消費が大きく、カーボンニュートラル実現に向けた省エネ対策との両立が求められています。こうした背景から、局所冷却と環境負荷低減を両立する技術が注目されています。
何が発表されたのか
展示されるスポットクーラーは、独自の気化冷却技術「TwinAqua」を採用している点が特徴です。一般的なヒートポンプ式と異なり、外気温より高い熱風を排出しない「排気熱風レス」を実現しているため、周囲の温度を上げずに涼風を届けることができます。最新モデルの「PD-7105」は、送風口をルーバー形状にすることで広範囲への送風を可能にし、静音性も向上させました。さらに、産業車両用の「PD-3100」は、給水タンク一体型のコンパクト設計でフォークリフト等への搭載に対応。わずか52Wの低消費電力で稼働し、車両バッテリーへの影響を最小限に抑えながらパーソナル空調を実現します。
製造業・生産管理への見方
工場や倉庫などの広い生産現場では、建物全体の空調効率が悪く、作業エリアごとの局所的な暑熱対策が不可欠です。ブラザーの排気熱風レス技術は、作業者の快適性を確保しつつ、周囲への熱被害を防ぐため、ライン作業やピッキングエリアの環境改善に直結します。また、ヒートポンプ式と比較して年間CO2排出量を約75%削減できる試算もあり、生産現場のDXや省エネ化、カーボンニュートラル目標の達成に向けた具体的なソリューションとして有効です。フォークリフト用モデルは、稼働時間を損なわずにオペレーターの安全を守る手段として、物流部門の生産性向上に寄与します。
現場で確認したいポイント
- 自社の工場や倉庫のレイアウトにおいて、据置型や車両用モデルの設置スペースが確保できるか
- 実使用環境(外気温や湿度)における冷却効果が、自社の作業現場の基準を満たしているか
- 既存のヒートポンプ式機器から置き換えた場合の、具体的な消費電力削減効果と投資回収期間
確認しておきたい点
冷却性能や省エネ効果(CO2削減率など)は、外気温35℃・湿度50%などの特定条件に基づき算出された数値であり、実際の工場の湿度や換気状態によって変動する可能性がある点に留意が必要です。
関連リンク
- ブラザー工業株式会社 コーポレートサイト:発表企業の会社情報や事業内容を紹介する公式サイト。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | ブラザー工業株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-07 11:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |