この記事の要点: ABB株式会社は、2026年7月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「TECHNO-FRONTIER 2026」に出展することを発表しました。同社は、産業分野の消費電力で大きな割合を占めるモータシステムに着目し、エネルギー効率の最大化や脱炭素化に貢献する最新のモータおよびインバータ技術を展示します。ブースでは、レアアースを使用しない超高効率モータなどの実機が紹介される予定です。
発表内容のポイント
- IE5クラスの同期リラクタンスモータ「SynRM」による高効率化とコスト削減
- 最大30%のエネルギー削減を可能にするインバータ一体型モータ「LV Titanium」
- 電力品質の向上とシステム最適化に寄与する低高調波インバータなどの展示
発表の背景
世界的なエネルギーコストの上昇や脱炭素化への要求が高まる中、製造業やインフラ分野では設備の省エネ化と安定操業が急務となっています。特に、産業分野における消費電力の約60%を占めるとされるモータシステムの効率化は、工場全体のエネルギー消費削減に直結する重要な課題です。ABBは、こうした背景から、革新的なモータおよびインバータ技術による解決策を提示します。
何が発表されたのか
今回の出展では、磁石やロータ巻線を使用せず、IE5クラスの効率を実現する同期リラクタンスモータ「SynRM」が紹介されます。この技術は、将来的にIE6レベルの効率達成も視野に入れています。また、モータとインバータを統合し、設置や試運転を簡素化する「LV Titanium」は、最大30%のエネルギー消費削減に貢献します。さらに、空調ファン向けのコンパクトなECモータ「ERH」や、高調波抑制機能を備えたインバータ「ACQ580-31」など、用途に応じた幅広いラインアップを展示します。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理や設備担当者にとって、モータの効率化は電気代の削減だけでなく、企業のCO2排出量削減目標の達成に直結する重要なテーマです。特に、レアアースを使用しない「SynRM」は、調達リスクの低減やメンテナンス負荷の軽減という観点からも注目されます。また、インバータ一体型モータの導入は、制御盤の省スペース化や配線工数の削減など、現場の設計・施工フェーズにおける合理化にも寄与するため、DXや省力化を進める製造現場にとって有益な選択肢となります。
現場で確認したいポイント
- 自社の既存設備にインバータ一体型モータを導入する際の設置スペースや適合性
- レアアース不使用のSynRMモータが、自社のメンテナンス周期やコストに与える影響
- 高調波抑制機能付きインバータによる、工場内の電力品質改善効果の見込み
確認しておきたい点
展示されるモータやインバータの具体的な導入コストや、既存システムからのリプレイス手順、および各製品の詳細な仕様については、展示会ブースやメーカーへの直接の問い合わせによる確認が必要です。
関連リンク
- 発表企業サイト:ABB株式会社の公式ウェブサイトです。
- 関連ページ:TECHNO-FRONTIERの公式サイトです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | ABB株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-02 13:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |