この記事の要点: アンリツ株式会社は、電子試験・計測機器および電源製品の開発・製造・販売を行う英国のAim-TTi Holdings Limitedの株式20.0%を取得し、持分法適用関連会社化したと発表しました。この株式取得は2026年6月30日付で完了しています。アンリツは中期経営計画において「産業計測」を重点開拓領域に掲げており、今回の提携により同分野におけるグローバルな販売拡大を加速させる方針です。
発表内容のポイント
- アンリツが英国のAim-TTi Holdingsの株式20.0%を取得し関連会社化
- 傘下のTTi社が持つ汎用計測機器や電源製品と、アンリツの計測技術を融合
- 通信市場に加え、自動車や電子部品、コンピューティングなどの分野へ展開
発表の背景
アンリツは中期経営計画「GLP2026」において、産業計測を重点的に開拓する領域の一つとして位置づけています。一方、Aim-TTi Holdingsの傘下にあるThurlby Thandar Instruments(TTi)は、電子試験・計測機器や電源製品の開発・製造・販売で実績があります。アンリツは自社の計測技術・製品群とTTiの汎用計測機器を組み合わせることで、新たな市場開拓と事業成長を目指す背景があります。
何が発表されたのか
今回の株式取得により、アンリツはTTiが保有する汎用計測機器や電源製品のラインアップを自社のポートフォリオと連携させることが可能になります。両社がそれぞれ築いてきた顧客基盤を相互に活用することで、従来の通信市場にとどまらず、自動車、電子部品、コンピューティング、エアロスペース&ナショナルセキュリティ(ANS)といった幅広い産業分野へのアプローチを強化します。これにより、グローバル市場における販売網の拡大と競争力向上を図ります。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産現場や開発部門において、電子試験・計測機器や電源製品は品質管理や製品評価に欠かせないインフラです。今回のアンリツによる英企業との提携は、日本の製造業に対しても、より幅広い汎用計測ソリューションや電源関連機器の選択肢が提供される契機となる可能性があります。特に、車載電子機器や電子部品、コンピューティング分野の生産管理・品質保証において、両社の技術が融合した新たな計測ソリューションの導入やサポート体制の強化が期待されます。
現場で確認したいポイント
- TTi社製の汎用計測機器や電源製品の日本国内における取り扱い・サポート体制の変化
- アンリツの既存の計測機器ラインアップとTTi製品との具体的な連携ソリューションの有無
- 自動車や電子部品などの自社生産ラインにおいて、新規導入や代替検討の候補となるか
確認しておきたい点
今回の発表は株式取得(持分法適用関連会社化)に関するものであり、具体的な共同開発製品のリリース時期や、日本国内での販売窓口の一元化などに関する詳細な情報は現時点では公表されていません。
関連リンク
- アンリツ株式会社 コーポレートサイト:アンリツの企業情報や製品・サービス情報
- アンリツのPR TIMESプレスリリース一覧:アンリツが発信しているプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | アンリツ株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-01 16:50:34 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |