この記事の要点: InfiniCloud株式会社は、企業の機密情報や社内文書を外部に送信せず、安全な環境で活用できる国産プライベートAI基盤「InfiniCloud® AI」の最新バージョン「Ver2」をリリースしました。本アップデートでは、AIガバナンスの強化やデータ活用の効率化、自律的な検証を行う思考モードの搭載など、エンタープライズ用途に適した機能が大幅に拡充されています。
発表内容のポイント
- 完全隔離環境に対応し、設計書や特許技術などの機密データを外部に漏洩させない
- データの正確性や版を管理するSoT機能により、古いマニュアルに基づく誤答を防ぐ
- 日報作成や測定データの集計を自動化する、独自のスキル・ワークフロー定義に対応
発表の背景
製造業の設計・開発部門や特許技術を扱う現場では、AIの利便性を享受したい一方で、機密情報や知的財産の外部流出に対する懸念が根強く存在します。グローバルなパブリックAIサービスでは、入力データが二次利用されるリスクを排除しきれないため、自社で完全にデータをコントロールできる、安全なプライベート環境でのAI活用が求められていました。
何が発表されたのか
最新のVer2では、AIが自律的に関連する証拠を集めて検証しながら回答を組み立てる「証拠駆動型思考(EDTMモード)」を搭載しました。また、投入データの正確性やバージョン、承認状態をシステム側で厳格に管理する「SoT(Source of Truth)管理」を導入し、古いマニュアルや誤った下書きを基にした誤回答のリスクを低減します。さらに、WordやExcel、PowerPointなどの図表構造を保ったまま高精度に読み取る機能や、音声ファイルの自動文字起こし機能も向上しています。
製造業・生産管理への見方
製造現場や生産管理部門において、本システムは技術承継や業務効率化の強力なツールとなります。例えば、外部に持ち出せない機器の測定データ(CSVやJSON形式)の集計・整形・レポート化や、日々の業務日報からの定型レポート作成、新旧の社内規程の比較差分表作成などを、安全なオンプレミスやプライベートクラウド環境で自動化できます。ロールベースの厳格なアクセス権限管理(RBAC/ACL)や監査ログ機能も備わっているため、工場や部門ごとの情報セキュリティポリシーに合わせた柔軟な運用が可能です。
現場で確認したいポイント
- 自社のオンプレミス環境やプライベートクラウド環境への導入要件とコスト
- 既存の生産管理システムや社内データベースとのAPI連携における検証手順
- 現場で活用したい技術マニュアルや測定データのフォーマットが対応しているか
確認しておきたい点
本製品はシステムインテグレーターを通じたハード・ソフト一体提供、またはソフトウェアサブスクリプションで提供されます。自社のインフラ環境に応じたキャパシティプランニングやPoC(概念実証)の具体的な流れについては、同社への個別相談が必要です。
関連リンク
- 製品紹介ページ:InfiniCloud® AIの機能や詳細を確認できます。
- 発表企業公式サイト:InfiniCloud株式会社の企業情報やサービス一覧です。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | InfiniCloud株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-01 15:30:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |