この記事の要点: キヤノンITソリューションズ株式会社は、2026年7月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「TECHNOxFRONTIER 2026」内の「工場を守るOTセキュリティ展」に出展します。同社は、工場の安定稼働を支援する「組込みセキュリティIoTプラットフォーム」を展示し、実機デモを通じて、遠隔監視や自律的な異常検知、自動修復といったセキュリティ基盤の具体的な動作を公開する予定です。
発表内容のポイント
- 中央サーバー不要のP2P技術を活用したセキュリティ構成を実機デモで展示
- EU CRA(欧州サイバーレジリエンス法)が求める脆弱性管理への対応を訴求
- 改ざん検知から自動復旧、一括設定・可視化により「止めない工場」の実現を支援
発表の背景
製造現場のDXが進む中、ネットワークに接続されるOT(制御技術)やIoT機器のセキュリティ対策は急務となっています。特に欧州の「EU CRA(サイバーレジリエンス法)」など、製品ライフサイクル全体での脆弱性管理やセキュリティ・バイ・デザインの要求が高まっており、製造業は限られたリソースや機器の制約下でこれらに適合する現実的な解決策を求めています。
何が発表されたのか
今回展示される「組込みセキュリティIoTプラットフォーム」は、OTや組込み機器特有の厳しい制約下でも実装できるように設計されたセキュリティ基盤です。P2P技術を応用することで、中央サーバーを設置することなく、機器の改ざん検知から自動復旧までを自律的に行う仕組みを提供します。さらに、遠隔地からの機器の一括設定や稼働状況の可視化・監視機能も備えており、セキュリティ対策に伴う運用負荷を軽減しながら、工場の生産ラインを止めない堅牢な環境づくりを支援します。
製造業・生産管理への見方
生産管理や工場運営の担当者にとって、セキュリティ対策によるラインの停止は最も避けるべき事態です。本ソリューションは「止めない工場」を前提としており、万が一の異常発生時にも自律的な検知と自動修復を行うことで、ダウンタイムを最小限に抑えるアプローチをとっています。また、今後グローバル展開する製品や設備において避けて通れない「EU CRA」などの国際的な規制に対し、組込み機器レベルでどのようにセキュリティ・バイ・デザインを実装すべきか、具体的な実装イメージを掴む好機となります。
現場で確認したいポイント
- 自社の工場内ネットワークや組込み機器に、P2P構成のセキュリティが適用可能か
- EU CRAなどの海外規制への対応スケジュールと、自社製品・設備への影響範囲
- 異常検知から自動復旧が動作する際、既存の生産ラインの制御に影響を与えないか
確認しておきたい点
本プラットフォームを導入する際の具体的なシステム要件や、既存の古い生産設備・レガシーOSへの対応可否については、プレスリリース内に記載がありません。自社の既存環境に適合するかは、展示会ブースや個別問い合わせでの確認が必要です。
関連リンク
- キヤノンITソリューションズ株式会社:発表企業のコーポレートサイトです。
- 組込みシステム開発ソリューション:キヤノンITSの組込み開発関連サービス紹介ページです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | キヤノンITソリューションズ株式会社 |
| 発表日時 | 2026-06-30 12:00:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |