この記事の要点: キヤノンITソリューションズ株式会社は、デジタルサービス構築プラットフォーム「WebPerformer-NX」において、サービス内で利用可能な生成AI利用環境を2026年6月29日よりオプションとして提供開始します。これにより、ユーザーは外部の生成AIサービスと個別に契約・連携することなく、プラットフォーム内でRAG(検索拡張生成)やLLM(大規模言語モデル)を活用できるようになります。
発表内容のポイント
- 外部サービスとの個別契約や連携設定が不要な、サービス内包型の生成AI環境
- WebPerformer-NXで構築したアプリのデータをRAGとして迅速に活用可能
- 月額16,000円(税別)から利用でき、段階的な導入やスモールスタートに対応
発表の背景
生成AIを業務で活用する動きが広がる一方、外部の生成AIサービスを利用する際には、個別の契約手続きや運用面での手間が導入のハードルとなっていました。こうした課題を解決するため、プラットフォーム内で完結する生成AI環境を提供し、導入や運用の負荷を軽減して企業のDX推進を支援する狙いがあります。
何が発表されたのか
本オプションは、社内文書や業務データを参照して回答を生成するRAGと、自然な文章を生成するLLMを内包しています。構築したアプリケーションのデータをそのままRAGのソースとして活用できるため、データ準備の手間を抑えて業務に即したAI運用を始められます。月単位で契約可能な有償オプションとして提供され、1RAGあたりのデータ容量は10GB、月間のデータ更新回数は20回までとなっています。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理やDX推進において、現場の業務マニュアルや過去のトラブル対応履歴、仕様書などの膨大な社内データをいかに効率よく活用するかが課題となっています。本サービスを利用することで、自社で複雑なAIシステムを構築することなく、既存の業務アプリケーションと連携したRAG環境を迅速に構築できます。これにより、現場作業者からの問い合わせ対応の自動化や、熟練者のノウハウ共有といった業務効率化をスモールスタートで検証することが可能になります。
現場で確認したいポイント
- 自社の生産管理データやマニュアルが、1RAGあたり10GBの容量制限内に収まるか
- 月20回というデータ更新頻度で、現場の最新情報を維持する運用に耐えられるか
- 本オプションの利用にあたり、WebPerformer-NXのどの年間契約プランと組み合わせるべきか
確認しておきたい点
本オプションの利用には、WebPerformer-NX自体の契約(月額14万円〜・年間契約)が必要です。また、オプション契約はRAG単位であり、最低契約期間が設けられている点に注意する必要があります。
関連リンク
- WebPerformer-NX 生成AI詳細ページ:提供される生成AI機能やRAG活用の詳細情報。
- キヤノンITソリューションズ株式会社:発表企業であるキヤノンITSの公式ホームページ。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | キヤノンITソリューションズ株式会社 |
| 発表日時 | 2026-06-25 12:00:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |