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ナイス、主要製造7拠点の再エネ化を完了。製材・プレカット加工の脱炭素化を推進

ナイスグループは、製材・プレカット加工を担う主要7工場において、消費電力を実質再生可能エネルギーへ切り替えた。年間約3,200t-CO2相当の温室効果ガス排出量削減を見込む。

生産現場のシステムNAVI編集部
ナイス、主要製造7拠点の再エネ化を完了。製材・プレカット加工の脱炭素化を推進

この記事の要点: ナイス株式会社をはじめとするナイスグループは、グループ会社であるウッドファースト株式会社およびナイスプレカット株式会社の全7工場において、消費するすべての電力を実質再生可能エネルギーへと切り替えた。これにより、製材およびプレカット加工の製造工程における脱炭素化を加速させ、年間で合計約3,200t-CO2相当の温室効果ガス(GHG)排出量を削減する見込みである。

発表内容のポイント

  • 製材1工場とプレカット6工場の全7拠点で実質再生可能エネルギーへの切り替えを完了
  • 年間約764万kWhの総電力消費量に対し、約3,200t-CO2相当の排出量を削減
  • 2030年3月期までに自社の温室効果ガス排出量を50%削減(22年3月期比)する目標

発表の背景

ナイスグループは、気候変動への対応を経営上の重要課題と位置づけ、これまでも高圧電力を契約する拠点を中心に段階的な再エネ化を進めてきた。同グループは木材流通をルーツとし、国内森林資源の循環利用や住宅・建築物の木造化・木質化を推進している。自社活動における温室効果ガス排出量については、2030年3月期までに2022年3月期比で50%削減する目標を掲げており、今回の製造拠点の再エネ化はその達成に向けた重要なステップとなる。

何が発表されたのか

今回再エネ化が完了したのは、国産木材の製材・加工を行うウッドファーストの徳島県小松島市の1工場と、木材製品のプレカット加工を行うナイスプレカットの全国6工場である。ウッドファーストは建築用部材を中心に生産し、2026年3月期の原木取扱量は約55,000立方メートルに上る。ナイスプレカットは住宅の土台や柱、梁などの精密加工を行い、独自の金物接合工法を用いて一般住宅から大規模非住宅建築物まで対応している。これら主要製造拠点の総電力消費量(年間約764万kWh)を実質再エネ化することで、製造工程における環境負荷を低減する。

製造業・生産管理への見方

製造業におけるサプライチェーン全体の脱炭素化が求められる中、住宅・建築分野の川上・川中を担う製材やプレカット加工工程のグリーン化は、建設分野の調達段階における温室効果ガス削減に直結する。特に、独自の金物接合工法や大規模建築対応を進めるプレカット工場において、実質再エネ電力による加工体制が整ったことは、環境配慮型部材としての付加価値向上につながる。同社は将来的に、調達から製品化に至るライフサイクル全体における環境負荷の「見える化」に努める方針を示しており、製造業DXや生産管理の観点からも、製造データの環境負荷算定への活用が注目される。

現場で確認したいポイント

  • 実質再生可能エネルギーへの切り替えに伴う、製造コストや電力調達単価への影響
  • 将来的なライフサイクル全体における環境負荷の「見える化」に向けた、データ収集体制の構築状況
  • プレカット加工や製材工程における、省エネ設備導入など電力消費量自体の削減に向けた取り組み

確認しておきたい点

本発表におけるCO2削減相当量は、全7工場の年間総電力消費量に対し、全国平均の排出係数を用いたロケーション基準で算出されたものであり、実際の削減効果は今後の電力使用実績や契約プランによって変動する可能性がある。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 ナイス株式会社
発表日時 2026-06-24 14:51:49
元記事 PR TIMESで読む

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