この記事の要点: 三菱電機ビルソリューションズ株式会社は、愛知県稲沢市の稲沢ビルシステム製作所において、エレベーターやエスカレーターなどの昇降機製造に携わる従業員を対象とした技能競技大会を開催しました。49回目となる今回は、国内だけでなく海外の生産拠点からも技術者が集まり、総勢94名が参加。機械検査や配電盤組立など10の職種において、日頃の業務で培った高度なものづくり技能を競い合いました。
発表内容のポイント
- 国内外のグループ会社から94名が参加し、10職種で製造技能を競う
- 自動化ラインと手作業の調和が求められる昇降機製造の技能維持が目的
- 上位入賞者は三菱電機グループ全体の「全社技能競技大会」へ出場予定
発表の背景
昇降機の製造プロセスにおいては、生産ラインによる自動加工部品だけでなく、技術者の手作業による高精度な加工や仕上げを要する部品が数多く存在します。同社は、製品の安全性や品質を担保するために、これら手作業を支える技能の維持・向上と、次世代への技能伝承、そして職場の育成風土醸成を目的に、1977年から定期的に本大会を開催しています。
何が発表されたのか
大会は筆記と実技の2日間にわたって実施されました。競技職種は、機械検査、金属塗装、構造物鉄工、配電盤組立、電子機器組立、曲げ板金、機械板金、フライス盤、治工具仕上げ、マシニングセンタの10種です。例えば「治工具仕上げ」では±0.01ミリの精度が要求されるなど、極めて高い技術水準が求められます。また「マシニングセンタ」では、当日出題された課題に対するプログラム作成と3Dシミュレーション検証を行うなど、現代的な製造技術も組み込まれています。
製造業・生産管理への見方
製造業のDXや自動化が進む中でも、昇降機のような人命に関わる大型インフラ機器の製造には、依然として熟練の「手技」や「微調整」が品質を左右します。本大会のように、国内外の拠点が集まり技能を競い合う仕組みは、グローバルな品質標準化と現場のモチベーション向上に寄与します。また、国家検定レベルの課題やデジタルシミュレーションを融合させた競技内容は、現代の製造現場における技能伝承のあり方として参考になる事例です。
現場で確認したいポイント
- 自社の製造ラインにおいて、自動化が困難な手作業プロセスの技能伝承計画があるか
- 国内外の複数拠点間で、製造品質や加工技術のばらつきを防ぐ評価機会を設けているか
- 若手技術者のモチベーション向上や育成風土を醸成する社内イベントが機能しているか
確認しておきたい点
本大会の具体的な評価基準や、海外拠点と国内拠点の間での技能レベルの差異、および具体的な金型や治工具の仕様については原文に記載がありません。
関連リンク
- 発表企業サイト:三菱電機ビルソリューションズの公式企業サイトです。
- 関連ページ:本技能競技大会に関する公式プレスリリース詳細です。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 |
| 発表日時 | 2026-06-22 11:02:09 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |