この記事の要点: 株式会社アドックインターナショナルは、NECフィールディング株式会社がSalesforce専用設計のテスト自動化ツール「Provar(プロバー)」を導入したと発表しました。社内の営業活動や顧客対応を支えるSalesforceの品質検証プロセスを強化し、これまで手作業で行っていた回帰テストなどの確認手順を標準化するとともに、自動化対象の段階的な拡大に取り組んでいます。
発表内容のポイント
- 手作業による回帰テストの工数負担と、担当者のスキルによる検証の属人化を解消
- Salesforceのメタデータを活用した専用設計により、画面変更に強い自動化を実現
- テスト自動化の推進を契機に、従来の確認手順や作業プロセス自体の見直しも実施
発表の背景
ITライフサイクル全般を支えるサービス事業を展開するNECフィールディングでは、営業活動や顧客対応の情報を集約する基盤としてSalesforceを活用しています。しかし、クラウドサービスの継続的な機能更新や組織改編に伴うシステム改修の際、既存機能への影響を調べる回帰テストを手作業で行っており、確認項目の増加による工数負担や、属人化による確認漏れのリスクが課題となっていました。
何が発表されたのか
同社はツール選定において、現場への定着と継続運用を重視し、Salesforceとの親和性やメンテナンス性を評価して「Provar」を採用しました。ProvarはSalesforceのメタデータを活用してテストを設計するため、画面構造の変更に強い特徴があります。現在は、リリース時に繰り返し実施する基本的な回帰確認や、定型的な主要操作の検証を中心に自動化を適用し、確認手順の再現性を高めています。
製造業・生産管理への見方
製造業のサービス部門や保守・運用現場において、顧客管理や案件管理にSalesforceなどのCRM・SFAを導入するケースが増えています。システムの頻繁なアップデートや業務プロセスの変更に伴うシステム改修では、既存の業務フローに影響が出ないかを検証する「回帰テスト」の工数が膨らみがちです。本件のようなテスト自動化ツールの導入は、IT部門や運用保守担当者の負担を軽減し、業務システムの信頼性を維持しながら迅速なシステム改修を行うための有効なアプローチとなります。
現場で確認したいポイント
- 自社で運用するSalesforceなどの基盤システムで、改修時の回帰テストにどれだけの工数がかかっているか
- システムのアップデートに伴う検証作業が、特定の担当者の経験やスキルに依存していないか
- テスト自動化ツールの導入にあたり、テストシナリオの作成や保守運用のルールを標準化できる体制があるか
確認しておきたい点
本リリースでは、テスト自動化ツールの導入による具体的な工数削減時間やコスト削減効果などの数値データは公表されていません。また、今後の段階的な適用範囲の拡大や標準化プロセスの構築はこれからの取り組みとなります。
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社アドックインターナショナル |
| 発表日時 | 2026-10-13 11:00:02 |
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