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小松ウオール、加賀工場2号棟が竣工。可動間仕切の生産能力を最大1.5倍へ

小松ウオール工業が石川県加賀市に「加賀工場2号棟」を竣工。IoTやAIを活用した生産管理の最適化と、研究開発棟の併設により、生産能力を最大1.5倍に増強します。

生産現場のシステムNAVI編集部
小松ウオール、加賀工場2号棟が竣工。可動間仕切の生産能力を最大1.5倍へ

この記事の要点: 小松ウオール工業株式会社は、石川県加賀市で建設を進めていた「加賀工場2号棟」の建屋竣工を発表しました。多様化するオフィス環境や空間デザインの需要拡大に対応するため、主力の可動間仕切の生産能力を従来の最大1.5倍に引き上げます。今後は設備の搬入などを進め、2027年5月の本格操業開始を目指します。総投資額は約95億円にのぼり、同社の中期経営計画を推進する中核拠点となります。

発表内容のポイント

  • 生産能力を最大1.5倍に増強し、首都圏などの大規模案件や需要拡大に対応
  • IoTやAI技術を導入した生産管理システムにより、製造・物流を効率化
  • 開発・製造・品質保証が一体となる「研究開発棟」を併設し、新製品開発を加速

発表の背景

働き方の多様化に伴い、オフィス空間を柔軟に仕切る「可動間仕切」の需要が継続して拡大しています。同社は中期経営計画「NEXT VISION 2028」において、既存事業の成長、新規製品の創出、生産・物流オペレーションの高度化を掲げており、これらを具現化するための新拠点として今回の加賀工場2号棟の建設を決定しました。

何が発表されたのか

新工場は敷地面積約69,741平方メートル(既存工場含む)、延床面積約19,700平方メートルの規模を持ちます。最新鋭の製造設備に加え、IoTやAI技術を駆使した生産管理システムの最適化を図ることで、製造から出荷までの工程を効率化します。さらに、広大なストックヤードを確保して物流課題の解決を目指します。併設される研究開発棟には、製造・開発・生産技術・品質保証の各部門が集約されるほか、顧客を招いて試作や情報交換ができる「モックアップエリア」や「試作場」も設けられます。

製造業・生産管理への見方

本件は、製造業における「多品種・オーダーメイド対応」と「生産・物流の効率化」を両立させるDX投資の好例です。IoTやAIを用いた生産管理の最適化により、リードタイムの短縮や確実な納品体制の構築を目指しています。また、開発から品質保証までの部門を1カ所に集約し、さらに顧客との協働スペースを設けることで、製造現場と市場ニーズを直結させ、高付加価値な製品開発を迅速化する体制づくりは、製造業DXにおける組織設計の参考になります。

現場で確認したいポイント

  • IoTやAIを駆使した生産管理システムが、具体的にどのような工程管理やデータ連携を行うか
  • 広大なストックヤードと生産管理の連動による、物流・出荷オペレーションの具体的な効率化手法
  • 開発・製造・品質保証の部門横断体制が、オーダーメイド製品のリードタイム短縮にどう寄与するか

確認しておきたい点

2026年9月時点では建屋の竣工(第一フェーズ)であり、製造設備の搬入や設置、研究開発棟の内装工事はこれから行われます。実際の本格操業開始は2027年5月の予定となっており、稼働後の実際の生産効率やシステム運用実績については今後の情報を待つ必要があります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 小松ウオール工業株式会社
発表日時 2026-09-08 11:00:02
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