この記事の要点: ワイヤレス給電専業メーカーの株式会社ビー・アンド・プラスは、さいたま市大宮区のショールームに簡易電波暗室を新たに構築し、マイクロ波方式によるワイヤレス給電の実機デモンストレーション環境を整備します。2026年8月末より、920MHz帯および5.7GHz帯を用いた長距離ワイヤレス給電のデモを開始する予定で、配線やバッテリー交換に課題を抱える製造現場への提案力を強化します。
発表内容のポイント
- 大宮ショールームに簡易電波暗室を構築し、マイクロ波給電の実機デモ環境を整備
- 920MHz帯と5.7GHz帯に対応し、空間を介した離れた場所への電力伝送を実演
- 工場内のセンサやIoT機器、設備監視システムなどの電源供給手段として提案
発表の背景
同社はこれまで、本社においてマイクロ波ワイヤレス給電の開発・検証を進めてきました。一方、大宮ショールームでは電磁誘導方式を中心とした既存製品の展示が主であり、マイクロ波方式の実機を確認できる環境がありませんでした。今回、大宮に簡易電波暗室を設置することで、商談や技術提案の場で顧客が直接技術を体感し、得られたニーズを開発へフィードバックする体制を整えます。
何が発表されたのか
新たに開始されるデモンストレーションでは、資料や映像だけでは理解しにくいマイクロ波ワイヤレス給電の仕組みや、実際に空間を介して電力を伝送する様子を実機で確認できます。同ショールームでは、すでに工場設備向けのワイヤレス給電や、AGV・AMRなどの搬送ロボット、ドローン、各種モビリティ向けのワイヤレス充電デモ機が展示されており、これらにマイクロ波方式が加わることで、近距離から長距離まで異なる給電方式を比較検討できるようになります。
製造業・生産管理への見方
製造現場や生産管理において、配線作業の削減やバッテリー交換の手間は、DXや自動化を進める上での大きな課題です。特に、アクセスが困難な場所に設置されたセンサや、稼働し続けるIoT機器、設備の状態監視・予知保全システムにおいて、マイクロ波による長距離ワイヤレス給電は有効な解決策となります。実機デモを通じて、自社の工場環境や設備構成に合わせた具体的な導入イメージや、システム構成の相談が可能になります。
現場で確認したいポイント
- 自社の工場で稼働するセンサやIoT機器の給電仕様が、920MHz帯や5.7GHz帯に適合するか
- マイクロ波給電を導入する際の、周囲の金属物や他の無線通信機器への電波干渉の影響
- 実機デモを通じて、自社が想定する伝送距離と供給可能な電力のバランスを確認する
確認しておきたい点
デモ内容および開始時期は、開発や準備の状況によって変更となる場合があります。また、実際の製造現場への導入にあたっては、設置環境に応じた電波法上の手続きや個別設計が必要になる可能性があります。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社ビー・アンド・プラスの公式ホームページです。
- 関連ページ:マイクロ波ワイヤレス給電に関する技術紹介ページです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社ビー・アンド・プラス |
| 発表日時 | 2026-08-12 14:10:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |