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サプライチェーン途絶対策に日立らが参画。AIによるTier2以降の拠点推定も

SOMPOやみずほ銀行らによるサプライチェーン途絶リスクマネジメント支援に、日立製作所とトムソン・ロイターが参画。AI技術や最新の規制情報を組み合わせ、複雑化する調達網の可視化とリスク評価を高度化します。

生産現場のシステムNAVI編集部
サプライチェーン途絶対策に日立らが参画。AIによるTier2以降の拠点推定も

この記事の要点: SOMPOホールディングス株式会社は、みずほ銀行やフォーティエンスコンサルティング、損害保険ジャパン、SOMPOリスクマネジメントが共同で推進する「サプライチェーン途絶リスクマネジメント支援」の第三弾として、新たに株式会社日立製作所とトムソン・ロイター株式会社が参画したと発表しました。これにより、AIを用いたサプライヤー拠点の推定技術や、日次で更新される制裁・関税情報の提供基盤を組み合わせた、より高度なリスク管理支援体制が構築されます。

発表内容のポイント

  • 日立製作所のAI技術により、把握が難しいTier2以降のサプライヤー拠点を推定
  • トムソン・ロイターの基盤を活用し、日次で更新される制裁・関税情報をタイムリーに把握
  • 既存の金融・コンサル・保険知見と融合し、調達から物流までの途絶リスクを包括支援

発表の背景

自然災害や地政学リスクの常態化に伴い、製造業をはじめとする企業のサプライチェーン強靭化は急務となっています。しかし、経済のグローバル化によって調達網は複雑化しており、自社が依存する2次取引先(Tier2)以降の実態把握や、急激に変化する各国の制裁・関税といった外部環境のリアルタイムな情報収集が困難になっていました。こうした課題に対し、より専門的な知見を融合させるため、今回の支援領域の拡充に至りました。

何が発表されたのか

本取り組みでは、参画各社がそれぞれの強みを持ち寄って連携します。日立製作所は、独自に開発したAIを活用したサプライヤー拠点推定技術を提供し、これまで可視化が難しかった深層のサプライチェーン構造を明らかにします。トムソン・ロイターは、輸出管理や関税マネジメントを支援するSaaSとAIテクノロジー、および最新の法規制コンテンツを提供。これらを、SOMPOリスクの定量的なリスクスコアリングや、フォーティエンスのサプライチェーンコンサルティング、みずほ銀行の金融知見と組み合わせることで、具体的なリスク評価から対策立案までを一気通貫で支援します。

製造業・生産管理への見方

製造業の生産管理や調達部門にとって、部品や原材料の供給途絶は操業停止に直結する死活問題です。特にTier1(直接の取引先)だけでなく、その先のTier2以降に潜むボトルネックの把握は、自社単独の調査では限界がありました。今回の協業により、AIを用いた拠点推定技術が実用化されることで、調達網の「見えないリスク」を可視化し、代替調達先の検討や在庫備蓄計画といった具体的なBCP(事業継続計画)の策定が容易になることが期待されます。また、日々変化する貿易規制や関税リスクへの迅速な対応は、グローバルに展開する製造業DXの推進においても重要な要素となります。

現場で確認したいポイント

  • 自社の主要製品におけるTier2以降のサプライヤー情報がどの程度把握できているか
  • 地政学リスクや関税変更などの外部環境変化を、調達計画に即座に反映できる体制があるか
  • サプライチェーンの途絶リスクを、定量的かつ金額ベースで評価・可視化できているか

確認しておきたい点

本サービスにおける日立製作所の「AIを活用したサプライヤー拠点推定技術」の推定精度や、自社の特定の調達品目に対してどの程度適用可能かについては、個別に対象範囲や仕様を確認する必要があります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 SOMPOホールディングス株式会社
発表日時 2026-08-05 16:20:01
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