この記事の要点: 日本電気株式会社(NEC)は、製造業をはじめとする多様な業界の基幹業務システム向けに、エンタープライズストレージ「iStorage A5400」の販売を開始しました。本製品は現行機「iStorage A5200」の後継機であり、基本性能を大幅に強化。24時間365日の安定稼働が求められるミッションクリティカルなシステム基盤として、製造現場のDX推進やデータ処理の高速化を支援します。出荷開始は2026年12月を予定しています。
発表内容のポイント
- 処理性能を従来比約1.5倍に向上させ、内部バス帯域も約2倍に拡大
- レプリケーション機能の強化により、システム更改時のデータ移行を簡素化
- キャッシュメモリの不良交代処理やファームウェア更新の高速化で可用性を向上
発表の背景
DXの進展に伴い、製造業を含む様々な産業で取引量や業務データが急増し、サービスの多様化が進んでいます。これに伴い、基幹業務システムにはより高い処理性能と拡張性が求められるようになりました。また、24時間365日の安定稼働を維持しつつ、システム更改時のデータ移行や保守作業に伴う停止時間をいかに短縮するかが、運用上の大きな課題となっています。
何が発表されたのか
「iStorage A5400」は、最新世代のXeon-SP 20コアCPUを搭載し、装置全体のIOPS性能を従来比約1.5倍の150万IOPSに向上させました。また、リモートレプリケーション(RDR)機能の強化により、負荷増大時でも安定したデータ保護を維持できます。さらに、異なる容量の論理ディスク間でのレプリケーションに対応したことで、新旧ストレージ間のデータ移行作業が容易になり、システム更改時の作業負荷を軽減します。
製造業・生産管理への見方
スマートファクトリー化やIoTの導入が進む製造現場では、生産ラインの制御データやトレーサビリティデータなど、極めて高い信頼性が求められるデータが日々生成されています。本製品は、装置内のあらゆる箇所でデータ整合性を検証する「ブロックガード機能」を搭載しており、遠隔地へのデータ転送時も含めてデータの破損を防ぎます。また、ファームウェアのアップデート時間を従来比で約30%短縮したことで、工場の操業停止スケジュールに合わせた柔軟な保守計画が立てやすくなります。
現場で確認したいポイント
- 既存の生産管理システムや基幹データベースとの接続互換性
- 大容量SSD採用による実効容量の拡大が、自社のデータ増加予測に適合するか
- システム更改時におけるデータ移行計画と、移行に伴う停止時間の許容範囲
確認しておきたい点
本製品の出荷開始時期は2026年12月とされており、即時の導入はできません。また、具体的な導入費用や、既存システムからの移行手順の詳細については、メーカーへの個別問い合わせが必要です。
関連リンク
- 関連ページ(iStorage A5400):製品の仕様や詳細な機能を紹介するWebサイト。
- 日本電気株式会社:NECの公式企業サイト。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 日本電気株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-24 11:00:03 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |