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九州唯一のレンガ工場がサウナ用素材を開発、地元粘土と廃棄砂を再利用

創宮株式会社が、50年以上のレンガ製造技術を活かしたサウナ用素材「サウナブリック」を開発。環境配慮と高耐久性を両立。

生産現場のシステムNAVI編集部
九州唯一のレンガ工場がサウナ用素材を開発、地元粘土と廃棄砂を再利用

この記事の要点: 宮崎県都城市でレンガや瓦の製造・施工を一貫して手がける創宮株式会社は、地元産の粘土とバイオマス発電の過程で発生する廃棄砂を原料とした、レンガ素材のサウナ用素材「SAUNA BRICK(サウナブリック)」および「SAUNA B ROCK(サウナブロック)」を開発しました。2026年8月3日より発売を開始します。長年培った窯業技術を応用し、環境配慮と機能性を両立させた新たな産業資材として展開します。

発表内容のポイント

  • 地元都城市周辺の粘土と、バイオマス発電由来の廃棄砂を再利用した環境配慮型素材
  • レンガ特有の多孔質構造により、一般的なサウナストーンに比べ蒸気持続時間が約1.5倍に向上
  • 1000℃超の高温焼成技術により、一般的なサウナストーンの約1.8倍の耐久性を実現

発表の背景

国内のレンガ製造工場が減少するなか、九州唯一のレンガ工場である創宮は、伝統的なレンガ製造技術の新たな可能性を模索していました。近年のサウナ需要の高まりに伴い、サウナストーンの劣化や割れ、交換頻度、ストーブへの水たまりといった施設運営上の課題に着目。レンガが持つ優れた蓄熱性と吸水・蒸発特性を活かすことで、これらの課題を解決できると考え、開発に着手しました。

何が発表されたのか

開発された製品は、板状の「サウナブリック」と岩形状の「サウナブロック」の2種類です。いずれも1000℃を超える高温で焼き締めることで、急激な温度変化に耐える高い耐久性を確保しています。多孔質構造が水を一時的に吸収してゆっくりと蒸発させるため、電気ストーブ等で懸念される未蒸発水の滞留(水たまり)を防ぎ、機器の保護にも寄与します。地元のアウトドアサウナ施設と連携し、実際の使用環境における検証を重ねて製品化されました。

製造業・生産管理への見方

本件は、伝統的な窯業・レンガ製造技術を、成長市場であるサウナ資材分野へと応用した製造業DX・新分野進出の好例です。地域の未利用資源(粘土)と他産業の副産物(バイオマス発電の廃棄砂)を組み合わせたサーキュラーエコノミー(循環型経済)のモデルとしても評価できます。自社のコア技術である「高温焼成」と「多孔質制御」を活かし、耐久性向上(約1.8倍)や機能性付加(蒸気持続約1.5倍)という定量的強みを持たせた新製品開発プロセスは、地方製造業の活性化において参考になります。

現場で確認したいポイント

  • バイオマス発電由来の廃棄砂の安定調達ルートと、品質の均一性が維持されているか
  • 1000℃超の焼成工程におけるエネルギー効率や、製造コストの最適化が図られているか
  • 異なるサウナストーブの仕様(電気式・薪式など)に対する耐熱衝撃性の検証データ

確認しておきたい点

製品の耐久性(約1.8倍)や蒸気持続時間(約1.5倍)の数値は、いずれもメーカー自主基準による比較データ(自社調べ)であり、公的機関による第三者認証や標準規格に基づく数値ではない点に留意する必要があります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 創宮株式会社
発表日時 2026-07-23 14:38:53
元記事 PR TIMESで読む

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