この記事の要点: 株式会社イトーキは、同社のマザー工場である滋賀県近江八幡市のチェア工場をリニューアルした「ITOKI DESIGN HOUSE SHIGA」の空間デザイン事例を公開しました。本事例では、「共創」をコンセプトに掲げ、製造拠点特有の課題である人材獲得やエンゲージメント向上、人材定着に向き合った働く環境づくりの工夫や設計思想を、担当デザイナーの視点から紹介しています。
発表内容のポイント
- 築30年のマザー工場を「業界をリードするものづくり拠点」へリニューアル
- 社外共創スペースやラボ、食堂などを配置し、段階的につながる4階建て構成に
- ものづくりの精度を表現するグリッドデザインや滋賀の地域素材を空間に採用
発表の背景
製造業の現場では、人材不足や従業員のエンゲージメント向上が共通の課題となっています。イトーキは築30年を迎えた自社のマザー工場において、これらの課題解決と「業界をリードするものづくり拠点」の実現を目指し、リニューアルを実施しました。社内外の人が交わり、新たなアイデアや価値創出につながる環境を整備することで、製造業における新たな働き方モデルの提示を図っています。
何が発表されたのか
公開された事例では、4階建ての建物を「パブリックからプライベート」へと段階的につなぐ空間構成が特徴です。館内には社外共創スペース、ラボ、執務フロア、食堂が配置されています。デザイン面では、ものづくりの精度を表現するグリッドデザインを採用したほか、ヨシや花崗岩といった滋賀の地域素材を取り入れることで、製造現場ならではの設計思想を空間全体に表現しています。これにより、働く人々が誇りを持てる環境づくりを目指しています。
製造業・生産管理への見方
工場のリニューアルやDXを進める際、生産設備の導入だけでなく、そこで働く従業員の環境改善や「人的資本」への投資が重要視されています。特に製造拠点では、優秀な人材の確保や定着率の向上が生産性に直結します。本事例は、単なる作業スペースとしての工場から、社内外のコラボレーションを生み出す「共創の場」へと転換させるアプローチを示しており、工場の近代化や採用ブランディングを検討している生産管理・工場運営担当者にとって、オフィス環境と製造現場を融合させる設計の参考になります。
現場で確認したいポイント
- 自社の工場や製造拠点において、従業員のエンゲージメントや定着率に課題がないか
- 社外のパートナーや他部門との「共創」を促すスペースが現場周辺に確保されているか
- 老朽化した工場のリニューアル時に、地域特性やものづくりの強みをデザインに反映できるか
確認しておきたい点
本発表はイトーキ自社工場の空間デザイン事例に関するものであり、具体的な生産効率の向上数値や、リニューアルによる直接的な採用実績などの定量的な効果は原文に記載されていません。
関連リンク
- ITOKI WORK-Style Design (トップ):イトーキが手がけた空間デザインの事例ギャラリー
- 株式会社イトーキ コーポレートサイト:イトーキの企業情報や製品・サービス紹介
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社イトーキ |
| 発表日時 | 2026-07-23 11:30:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |