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大型自律走行機械向け「GMSL2 Repeater」発表、カメラ伝送距離を30mに拡張

oToBriteが、大型機械のカメラとSoC間の伝送距離を30mまで拡張するコンパクトなリピーターを発表。IP69K対応で過酷な屋外環境にも適応します。

生産現場のシステムNAVI編集部
大型自律走行機械向け「GMSL2 Repeater」発表、カメラ伝送距離を30mに拡張

この記事の要点: oToBrite Electronicsは2026年7月23日、大型自律走行機械やロボティクス向けに、カメラとSoC間の伝送距離を30mまで拡張するコンパクトなデバイス「GMSL2 Repeater」を発表しました。本製品は、標準的なGMSL2接続における約15mの伝送限界を、カメラアーキテクチャやコンピュートユニットの配置を変更することなく倍増させます。提供開始は2026年8月を予定しています。

発表内容のポイント

  • 信号を完全に復元して再送信することで、遅延1マイクロ秒未満で30mの伝送を実現
  • 同軸重畳給電(PoC)に対応し、外部電源を別途用意することなく同軸ケーブルで動作
  • IP69K規格に準拠した防水・防塵性能と、マイナス40度から85度までの動作温度に対応

発表の背景

建設機械、農業機械、鉱山機械などの大型自律走行機械では、周囲監視や作業用カメラをトレーラー後部やブームアームといったコンピュートユニットから遠く離れた場所に設置する必要があります。しかし、従来の自動車用ケーブルを用いた標準的なGMSL2リンクでは伝送距離に限界があり、これまではユニットの移設や配線設計の変更を余儀なくされる課題がありました。

何が発表されたのか

本製品は、カメラとホストの間にインラインで設置し、受信したGMSL2信号を完全に復元した上でクリーンな信号を再送信します。単なるアナログ信号の増幅ではないため、フレームロスゼロの安定した長距離伝送を可能にします。コネクタにはFAKRA Type Zを採用し、6Gbpsのデータ伝送に対応。サイズは34.6×36×19mmと極小で、消費電力は最大1.3W(カメラ給電除く)に抑えられています。

製造業・生産管理への見方

工場敷地内や屋外ヤードで稼働する大型の自律走行搬送車(AMR)や無人地上車両(UGV)、重機などの開発において、カメラの配置自由度が大幅に向上します。配線設計の簡素化により開発コストと工数を削減できるほか、IP69K準拠の高圧洗浄に耐える堅牢設計であるため、粉塵や水分が多い過酷な製造・操業現場でも安定したVision AIシステムの運用を支えます。

現場で確認したいポイント

  • 自社で導入している、または開発中の自律走行車両や重機のカメラ配線距離が15mを超えているか
  • 接続を予定しているカメラやSoCが、GMSL2規格およびFAKRAコネクタに対応しているか
  • IP69Kの保護等級を満たすために、接続するケーブルコネクタ側の仕様が適合しているか

確認しておきたい点

IP69Kの保護等級を満たすためには、FAKRAコネクタをIP69K対応のケーブルコネクタと接続する必要があります。また、本製品の消費電力(最大1.3W)にはカメラへの給電分は含まれていないため、システム全体の電源設計時に考慮が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 oToBrite Electronics, Inc
発表日時 2026-07-23 09:00:01
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