この記事の要点: レニショー株式会社は、工作機械向けの新たなオンマシン計測ソリューションとして、超音波厚さ計測プローブ「RUP60」と、多目的プローブ「RMP400S」の2製品を発表しました。製造現場における生産性向上と品質保証の両立が求められる中、工作機械上での検査・計測プロセスを自動化・高度化する製品として、2026年10月に開催される「JIMTOF 2026」にて国内初公開される予定です。
発表内容のポイント
- 工作機械向け初となるオンマシン超音波厚さ計測プローブ「RUP60」を投入
- タッチトリガー・スキャニング・表面粗さ計測を1台に集約した「RMP400S」
- 自社製ソフトウェア群と連携し、既存の生産プロセスやデータ活用環境への導入を支援
発表の背景
製造現場では、品質管理の厳格化と生産効率の向上が同時に求められています。従来、ワークの厚さ測定や表面粗さの評価は、工作機械からワークを取り外して専用の測定装置へ移動させたり、機上で手作業による計測を行ったりする必要があり、これが工程全体のリードタイムを延ばす要因となっていました。こうした課題に対し、工作機械上で直接高精度な計測を完結させる「オンマシン計測」の需要が高まっています。
何が発表されたのか
新製品「RUP60」は、片側からしかアクセスできない大型ワークの厚さを、工作機械上で非破壊かつ自動で計測できる超音波プローブです。1本のスタイラスで0.7mmから30mmまでの厚さ計測に対応します。一方の「RMP400S」は、独自のRENGAGEテクノロジーを搭載し、繰り返し精度0.25µm(2σ値)を達成した多目的プローブです。高密度なスキャニングデータにより、平面度やうねり、表面粗さ(検出可能範囲Ra 0.5µm)の検証までを1台でカバーします。
製造業・生産管理への見方
本製品の導入により、加工から計測・検証までのサイクルを工作機械上で完結できるようになります。ワークを別装置へ移動させる手間や段取り替えの工数が削減され、ヒューマンエラーの防止にもつながります。また、Gコードの深い知識がなくても直感的にプログラムを作成できるソフトウェアに対応しているため、現場への導入ハードルが低い点も特徴です。既存のタッチプローブからの置き換えも想定されており、製造ラインのDXや自動化を推進する上で有効な選択肢となります。
現場で確認したいポイント
- 自社で加工する大型ワークや複雑形状部品において、機上での厚さ・粗さ計測の自動化ニーズがあるか
- 既存の工作機械コントローラや、レニショー製ソフトウェアとの通信環境・互換性に問題はないか
- JIMTOF 2026の同社ブースにて、実際の動作精度や操作性を実機で確認する計画を立てるか
確認しておきたい点
本リリースに記載されている製品の具体的な価格や、既存設備から置き換える際の詳細なシステム要件、対応する工作機械コントローラの詳細な型式については明記されていないため、導入検討時にはメーカーへの直接の確認が必要です。
関連リンク
- 発表企業サイト:レニショー株式会社の公式ホームページです。
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | レニショー株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-22 12:30:02 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |