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日工が循環資源プラントを納入。2027年の完全自動化に向けた基盤設備として稼働

日工株式会社は、アミタサーキュラーのスマートファクトリー「ZERO I」へ循環資源製造プラントを納入。2027年の完全自動化に向け、自動制御システムと連動する基盤設備として本格稼働を開始しました。

生産現場のシステムNAVI編集部
日工が循環資源プラントを納入。2027年の完全自動化に向けた基盤設備として稼働

この記事の要点: 日工株式会社は、アミタサーキュラー株式会社が姫路循環資源製造所内に竣工したスマートファクトリー「ZERO I(ゼロワン)」へ、廃棄物由来の循環資源を製造するプラント設備を納入し、本格稼働を開始したと発表しました。本設備は、セメント原燃料などの「均質化」および「サイズ制御」を担う基盤設備です。2027年を目途に目指す循環資源製造プロセスの完全自動化において、導入が進められている自動制御システムと連動して稼働します。

発表内容のポイント

  • アスファルト・コンクリートプラントで培った混練技術による「ハンドリング改質」
  • 振動ふるい機と2軸破砕機を組み合わせた、規格外材料の「自動ループ再破砕」
  • 2027年の完全自動化に向け、AI画像診断や自動制御システムとの連携を予定

発表の背景

地政学リスクや円安、資源価格の高騰、脱炭素対応、人手不足などを背景に、製造業における安定した資源調達が課題となっています。アミタサーキュラーは、資源を循環・最適活用する社会インフラの構築を目指し、スマートファクトリー「ZERO I」を新設しました。将来的な完全自動化と安定した連続生産を実現するため、現場で稼働する設備自体に高い安定性が求められ、日工のプラント技術が採用されました。

何が発表されたのか

納入された設備は、循環資源製造の核となるプロセスを担います。具体的には、2軸の混練ミキサを用いて原料の品質ばらつきを無くす「ハンドリング改質」、振動ふるい機による「粒度調整」、40mm以上の規格外サイズを自動で再破砕する「自動ループ再破砕」、そして規格を満たした完成品を製品ヤードへ送る「自動搬送」の4工程で構成されます。現在はカメラによる練り混ぜ状態の監視を行っており、今後はAI画像診断による状態判定への移行を計画しています。

製造業・生産管理への見方

製造業における原材料調達の不安定化や環境対応(Scope3)への要求が高まる中、廃棄物を産業用の原料や燃料へと再生する「循環資源」の安定確保は極めて重要なテーマです。本件は、これまで手作業や個別管理に頼りがちだった廃棄物リサイクル工程において、プラントメーカーの高度な混練・破砕技術と、DXによる自動制御システムを融合させることで、製造プロセスの完全自動化に挑む先進的な事例と言えます。省人化と品質安定化を両立する製造業DXのモデルケースとして注目されます。

現場で確認したいポイント

  • 2027年の完全自動化に向けた、AI画像診断システムと物理設備との連携精度
  • 多様な廃棄物原料に対する、2軸混練ミキサの耐久性とメンテナンス頻度
  • 自動ループ再破砕プロセスにおける、処理能力のボトルネック発生有無

確認しておきたい点

2027年内の実装を目指すAI画像診断による状態判定や、製造工程の完全自動化は開発・導入途上の段階であり、現時点での稼働実績や具体的な自動化の達成度合いについては今後の検証が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 日工株式会社
発表日時 2026-07-21 17:35:04
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