この記事の要点: 株式会社PROCANが提供するプロジェクト型ビジネス特化のクラウドERP「プロカン」が、IT製品比較サイト「ITトレンド 上半期ランキング2026」において、「ERP(統合基幹業務システム)」と「原価管理システム」の2部門で総合1位を獲得した。原価管理システム部門においては、2025年上半期および年間ランキングに続き、3期連続での総合1位獲得となる。案件ごとの収支管理や内部統制を支える機能が評価された。
発表内容のポイント
- ITトレンド上半期ランキング2026のERPと原価管理システムの2部門で総合1位
- 案件ごとの売上・原価・工数・経費を一元管理し、プロジェクト収支を可視化
- 見積承認や経費精算などの申請・承認フローをクラウド上で一元化し内部統制を支援
発表の背景
プロジェクト型ビジネスでは、案件ごとに売上や外注費、人件費、経費が発生するため、会社全体の損益だけでは個々の案件の利益を把握しにくい課題がある。また、案件情報や工数、請求・支払データをExcelや複数のシステムで個別管理している場合、集計や転記に時間がかかり、管理方法が担当者ごとに異なる問題も生じやすい。こうした背景から、案件別の収支管理を一元化するシステムの需要が高まっている。
何が発表されたのか
「プロカン」は、案件ごとの売上、原価、外注費、経費、社内工数を集約し、月次の予算と実績を画面上で直感的に確認できるクラウドERPである。外注費や経費だけでなく、担当者が案件に費やした工数を原価として管理できるため、社内工数を含めた正確な案件利益の可視化が可能。さらに、見積承認や経費精算、請求書申請などのフローをクラウド上で一元化し、権限管理や操作ログの記録によって上場準備や監査対応を見据えた内部統制の構築も支援する。
製造業・生産管理への見方
製造業における個別受注生産や、試作開発、生産設備の設計・施工といったプロジェクト型の業務プロセスにおいて、案件ごとの正確な原価管理と収支の可視化は極めて重要である。本システムは、外注費や材料費などの直接経費だけでなく、社内メンバーの工数を原価として捉えて採算を算出できるため、表面上の粗利では見えにくい「実際の採算性」を把握するのに役立つ。製造現場や設計部門の工数管理と、経営・管理部門が求める原価管理の連携を強化するDXツールとして注目される。
現場で確認したいポイント
- 自社の個別受注案件や開発プロジェクトにおいて、社内工数を含めた原価管理が正確に行えているか
- 案件ごとの予算と実績の差異や、赤字化の兆候を早期に検知できる仕組みが整っているか
- 見積や請求、経費精算などの申請・承認フローがデジタル化され、操作ログが残る体制になっているか
確認しておきたい点
本システムはプロジェクト型ビジネス(IT・システム開発、イベント・映像制作、建設・工事など)に特化したERPであり、大量生産を行う一般的な製造業の生産管理や、複雑な部品構成表(BOM)を前提とした製造原価計算にそのまま適合するかどうかは、自社の業務プロセスに合わせて事前に確認する必要がある。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社PROCANの企業情報ページ
- 関連ページ:クラウドERP「プロカン」のサービスサイト
- 発表企業のPR TIMESページ
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社PROCAN |
| 発表日時 | 2026-07-21 13:00:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |