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東洋エンジ、韓国で半導体用TMAHプラントを受注。生産能力50%増強へ

東洋エンジニアリングの韓国子会社が、半導体製造の現像液として使われるTMAHの製造プラント建設プロジェクトを受注。2027年度の完工を目指す。

生産現場のシステムNAVI編集部
東洋エンジ、韓国で半導体用TMAHプラントを受注。生産能力50%増強へ

この記事の要点: 東洋エンジニアリング株式会社の韓国子会社であるToyo Engineering Korea Limitedは、トクヤマとロッテケミカルの合弁会社である韓徳化学(HANTOK)より、半導体製造向けテトラメチルアンモニウムヒドロキシド(TMAH)の製造プラント建設プロジェクトを受注した。2027年度の完工を予定しており、一部調達や建設工事、運転支援を担当する。

発表内容のポイント

  • 半導体製造のフォトレジスト用現像液「TMAH」の製造プラントを韓国平沢市に建設
  • 発注元はトクヤマとロッテケミカルの合弁会社で、将来的に生産能力を50%向上予定
  • 東洋エンジニアリングの韓国子会社が一部調達、建設工事、運転支援を担い2027年度完工へ

発表の背景

先端半導体の需要拡大を背景に、製造工程で不可欠な化学素材の安定供給が求められている。TMAHはフォトレジスト用の現像液として使用される重要部材であり、今後さらなる需要増加が見込まれている。こうした市場環境に対応するため、HANTOKは現有のTMAH生産能力を将来的に50%向上させる計画を掲げており、今回のプラント建設はその安定供給体制を構築するための戦略的投資として位置づけられている。

何が発表されたのか

今回のプロジェクトは、韓国平沢市に建設されるTMAH製造プラントが対象である。受注したToyo-Koreaは、東洋エンジニアリングが長年韓国で培ってきたプロジェクト遂行実績とエンジニアリングの知見を活かし、業務を遂行する。担当範囲は、プラント建設における一部の資機材調達、実際の建設工事、そして引き渡し後のスムーズな立ち上げを支える運転支援(試運転支援)までの一連の役務となっている。

製造業・生産管理への見方

半導体デバイスの微細化や増産に伴い、製造プロセスを支える超高純度化学品の安定確保は、サプライチェーン管理における極めて重要な課題である。今回のTMAHプラント建設は、半導体材料の供給源を強化する動きであり、日本の素材メーカー(トクヤマ)の技術や合弁事業が海外の主要生産拠点において具現化する事例でもある。製造業の生産管理や調達部門にとっては、先端半導体向け化学部材のグローバルな供給能力向上と、それに伴う地政学的な供給リスクの分散化という観点から注目すべき動向と言える。

現場で確認したいポイント

  • 自社半導体製品や調達部材のサプライチェーンにおいて、TMAHなどの現像液の供給安定性に与える影響
  • 2027年度の完工に向けたプロジェクトの進捗状況と、韓国市場における半導体材料の需給バランスの変化
  • 日系化学メーカーと現地企業の合弁による、海外生産拠点での品質管理体制や供給体制の構築手法

確認しておきたい点

今回の受注において、Toyo-Koreaが担当する「一部調達」の具体的な範囲や、プラント建設の総投資額については公表されておらず不明である。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 東洋エンジニアリング株式会社
発表日時 2026-07-21 10:00:02
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