この記事の要点: アットストリームコンサルティング株式会社は、サプライチェーン・マネジメント(SCM)の書籍『覚悟のSCM』の内容について、AIアバターが音声でリアルタイムに回答する無料のQ&Aサービス(β版)を2026年7月9日に公開しました。同社が蓄積してきた20年以上のSCMコンサルティング知見を学習したAI著者が執筆した書籍をベースに、AIアバターが対話形式で疑問に答える新しいナレッジ提供モデルの実証実験です。
発表内容のポイント
- マイクに向かって日本語で質問すると、AIアバターが書籍内容に基づき音声でリアルタイム回答
- 同社が20年以上蓄積したSCMコンサルティングの実務知見や独自フレームワークが回答の基盤
- 登録不要かつ無料で利用可能。今後は「SCM経営診断(無料)」の公開も予定
発表の背景
SCM改革は多くの企業で試みられてきましたが、現場では「DXをしても利益体質が変わらない」「部門間対立で改革が止まる」といった課題が繰り返されています。同社は現場(PSI)、財務(キャッシュ)、経営(ROIC)を繋ぐ「三階建てモデル」を体系化し書籍化しましたが、多忙な経営層や実務リーダーが通読して自社に引き付けて理解するには時間的ハードルがあるため、疑問にその場で答える対話型サービスの開発に至りました。
何が発表されたのか
本サービスは、同社のSCM知見を学習して書籍を執筆したAI著者「松宮 覚」と、その内容について対話で答えるAIアバター「ジューン(June)さん」を組み合わせた「二層AI」構成を採用しています。利用者はWebブラウザからマイクへのアクセスを許可するだけで、登録手続きなしで利用できます。「部門間対立の原因」や「AI時代のSCM競争力」といった質問に対し、書籍の学習データに基づいて回答します。なお、本サービスは開発中のβ版であり、回答は一般的な情報提供にとどまります。
製造業・生産管理への見方
製造業の生産管理やSCM部門において、部門間の壁や在庫と利益の不整合は長年の課題です。本サービスがベースとする「三階建てモデル」は、PSI(生産・販売・在庫)という現場のオペレーション指標を、キャッシュフローを経てROIC(投下資本利益率)などの経営・財務指標へ接続するアプローチを提示しています。多忙な製造業のマネジメント層やDX推進担当者が、自社のサプライチェーン改革におけるボトルネックを整理し、解決の糸口を探るための簡易的な相談窓口として活用が期待されます。
現場で確認したいポイント
- 自社のPSI管理が財務指標やROICにどのように連動しているか、現状の課題認識と照合する
- 部門間対立によって生産・販売計画の調整が滞っている場合、その本質的な原因を整理する
- AIアバターの回答をうのみにせず、自社の個別具体的な経営判断には専門家の知見を交えて検討する
確認しておきたい点
本サービスは開発中のβ版であり、生成AIの特性上、事実と異なる回答が含まれる可能性があります。また、書籍に関係しない話題には回答できず、回答内容を個別の経営判断や投資判断の根拠として直接使用することは推奨されていません。
関連リンク
- アットストリームコンサルティング株式会社:発表企業のコーポレートサイト
- PSIと利益とROICを繋ぐSCM改革:同社のサプライチェーン&経営改革サービス紹介ページ
- アットストリームコンサルティングのPR TIMESページ:同社のプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | アットストリームコンサルティング株式会社 |
| 発表日時 | 2026-07-09 13:35:40 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |