この記事の要点: 株式会社レナテックは、血液中の17種類の微量元素(金属元素)の濃度バランスを解析し、がんや軽度認知障害(MCI)のリスクを評価するスクリーニング検査「メタロ・バランス検査」を、2026年8月22日より愛知県稲沢市のみんなの森ファミリークリニックにて開始します。わずか6mLの採血で複数部位のがんや認知リスクを判定できる検査手法で、同地域における予防医療の選択肢拡大を目指します。
発表内容のポイント
- わずか6mLの採血で、男性6部位・女性9部位のがんおよび認知リスクを評価
- 経済産業省の事業助成やがんセンターとの共同研究により開発された技術を採用
- 愛知県稲沢市のクリニックで新たに導入され、地域での受検体制を拡充
発表の背景
レナテックは、微量元素による健康指標を構築し実社会への応用を進める企業です。同社が提供する「メタロ・バランス検査」は、2019年4月から2026年3月までの累計受検者数が10万人を突破しています。より多くの人が自身の健康状態に関心を持ち、未病対策や生活習慣の見直しを行うきっかけを得られるよう、同社は全国の医療機関との提携を進めており、今回の愛知県稲沢市での導入もその一環となります。
何が発表されたのか
本検査は、1回の採血(約6mL、所要時間約15分)で、がんリスクをA〜Dの4段階で評価するほか、アルツハイマー型や血管性、レビー小体型などを含む網羅的な認知リスク(MCIリスク)を評価します。経済産業省Go-Tech事業の研究助成金を受け、神奈川県立がんセンターおよび千葉県がんセンターとの共同研究により開発されました。日本を含む世界9カ国で特許を取得しています。受検には原則として希望日の約3週間前までの事前申し込みが必要で、費用は自由診療となります。
製造業・生産管理への見方
製造業の現場において、従業員の健康管理や労働安全衛生の維持は、生産性を担保するための重要な経営課題です。特に交代勤務や夜勤を伴う生産ラインでは、不規則な生活習慣による健康リスクの増大が懸念されます。本検査のような、短時間の採血で複数のがんや認知機能低下のリスクを網羅的にスクリーニングできる技術は、従業員の健康診断のオプションや福利厚生の選択肢として、産業保健活動の効率化に寄与する可能性があります。また、微量元素の濃度バランスを解析するというアプローチは、精密なデータ分析に基づくヘルスケアDXの事例としても注目されます。
現場で確認したいポイント
- がんリスク検査は20〜80歳、認知リスク検査は50〜80歳の日本人が対象データとなっている点
- 受検前日の21時以降の飲食禁止や、市販薬・サプリメントの服用禁止などの制限事項
- 医療機関への直接の連絡は不可で、申し込みや問い合わせはレナテックが窓口となる点
確認しておきたい点
本検査は健康保険適用外の自由診療です。また、対象年齢外や外国籍の方も受検は可能ですが、結果は「参考値」としての扱いになります。さらに、妊娠中の方やがん治療中の方、特定の疾患がある方などは受検できません。
関連リンク
- 発表企業サイト:株式会社レナテックの公式ホームページ
- 関連ページ:メタロ・バランス検査の関連情報ページ
- 発表企業のPR TIMESページ:レナテックのプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | 株式会社レナテック |
| 発表日時 | 2026-07-09 15:59:22 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |