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ラクビル、ビル管理の問い合わせにAIが自動応答する新機能を提供開始

ラクビル株式会社は、ビル管理プラットフォーム「ラクビルTeX」において、テナントからの問い合わせにAIが自動で一次回答する新機能の提供を開始しました。館内ルールのみを参照する安全設計で、誤回答を防ぎつつ管理業務の工数を削減します。

生産現場のシステムNAVI編集部
ラクビル、ビル管理の問い合わせにAIが自動応答する新機能を提供開始

この記事の要点: ラクビル株式会社は、オフィスビルや商業施設、物流施設などのテナント企業からの問い合わせに対し、AIが自動で一次回答を行う「AI問い合わせ自動応答機能」の提供を開始しました。この機能は、同社が開発・提供する事業用不動産のテナントコミュニケーションプラットフォーム「ラクビルTeX」に搭載されます。指定された館内ルールドキュメントのみを参照する安全設計により、誤回答による現場の混乱を防ぎながら、問い合わせ対応工数の削減を目指します。

発表内容のポイント

  • 館内ルールのみを参照し、記載がない内容は推測せず回答しない安全設計を採用
  • AIが回答できない問い合わせは、自動的に担当者へ引き継ぐ通常フローへ移行
  • 運用中に不足している情報をドキュメント化して追加学習させ、精度向上が可能

発表の背景

ビル管理業務において、テナントからの問い合わせ対応は大きな負担となっています。同社の調査では、5,000坪程度のビルでも月間約30時間、大規模ビルでは月間120時間以上の対応業務が発生しています。さらに、プラットフォームの導入により問い合わせが容易になったことで件数が増加し、未対応の滞留が懸念されていました。問い合わせ内容を分析したところ、過半数が館内ルールに記載済みの内容であったため、本機能の開発に至りました。

何が発表されたのか

新機能は、問い合わせの多くを占める「館内ルールに記載されている内容」について、AIが即座に一次回答を行います。物件ごとに指定した館内ルールドキュメントのみを参照するため、AIが勝手な推測で誤った回答をするリスクを排除しています。AIで解決できない複雑な問い合わせは、従来通り管理担当者へ自動で引き継がれるため、回答漏れを防ぎます。また、頻出する質問をドキュメント化して追加で読み込ませることで、回答可能な範囲を継続的に広げられます。

製造業・生産管理への見方

製造業のサプライチェーンを支える物流施設や大型の事業用不動産において、施設管理(FM)やビルマネジメント(BM)の効率化は、運営コストや維持管理品質に直結する重要な課題です。特に人手不足が深刻化する中、管理担当者が現地に常駐していない巡回管理方式では、テナントとの迅速なコミュニケーションが難しくなる課題がありました。本機能の導入により、定型的な問い合わせ対応を自動化することで、管理担当者は設備点検やトラブル対応など、現場の安全や維持管理に直結する付加価値の高い実務に注力できるようになります。

現場で確認したいポイント

  • 自社が管理・利用する物流施設等の館内ルールが、AIに読み込ませやすい形式で整理されているか
  • AIが回答を保留して担当者に引き継ぐ際の通知フローや、担当者の対応体制が整っているか
  • 導入にあたり、自社の対象施設におけるテナントからの問い合わせ傾向や件数が把握できているか

確認しておきたい点

本機能の利用には、事前に館内ルールドキュメントを整備してAIに指定する必要があります。また、ドキュメントに記載のない個別調整が必要な問い合わせについては、従来通り担当者が個別に対応する必要があります。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 ラクビル株式会社
発表日時 2026-07-07 08:00:02
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