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マウザー、村田製作所の超小型3規格対応無線モジュールを販売開始

Wi-Fi 6、Bluetooth 5.4、802.15.4を1チップに統合した超小型モジュール。製造現場のIoT化を支援します。

生産現場のシステムNAVI編集部
マウザー、村田製作所の超小型3規格対応無線モジュールを販売開始

この記事の要点: 半導体・電子部品の正規代理店であるマウザー・エレクトロニクスは、村田製作所製の超小型無線モジュール「Type 2LL」の取り扱いを開始しました。本製品は、Wi-Fi 6、Bluetooth Low Energy(BLE)5.4、およびIEEE 802.15.4の3つの無線規格を1つのパッケージに統合した高性能な通信ソリューションです。スペースや電力に制約のあるIoT機器やゲートウェイへの組み込みに適しています。

発表内容のポイント

  • 3つの無線規格を統合し、Wi-Fi 6、BLE 5.4、IEEE 802.15.4に対応
  • 8.8×7.7×1.3mmの超小型シールドパッケージで、限られたスペースへの実装が可能
  • 高度な協調共存ハードウェア機構により、複数無線方式の相互干渉を抑制し安定通信

発表の背景

製造現場や産業分野において、IoTデバイスやハンドヘルド端末、ゲートウェイ機器の導入が急速に進んでいます。これらの機器には、限られた設置スペースや厳しい消費電力制限の中で、高速かつ安定した複数規格の無線通信を同時に実現することが求められており、小型化と干渉対策の両立が課題となっていました。

何が発表されたのか

今回取り扱いが開始された「Type 2LL」は、NXP SemiconductorsのトライラジオSoC「IW610G」をベースに設計されています。Wi-Fi 6サブシステムによりネットワーク効率の向上と低遅延化を実現し、BLE 5.4による高速・長距離データ通信をサポートします。データレートはWi-Fiで最大114.7Mbps、BLEで最大2Mbpsに達します。また、異なる無線方式が干渉せずに効率よく動作する協調共存アルゴリズムを搭載しているため、混信しやすい環境でも安定した通信品質を維持できるのが特徴です。

製造業・生産管理への見方

製造業のDXやスマートファクトリー化において、生産ラインのセンサー、搬送ロボット、作業者が持つハンディ端末など、多数のワイヤレス機器の連携は不可欠です。本モジュールは超小型であるため、既存の製造装置や治具、小型センサー筐体への組み込みが容易になります。さらに、Wi-Fi、Bluetooth、802.15.4(ThreadやZigbeeなど)の複数規格を1つのモジュールでカバーできるため、現場内の異なる通信規格が混在する環境でも、ゲートウェイや中継デバイスの設計を簡素化し、開発コストの削減と信頼性向上に寄与します。

現場で確認したいポイント

  • 自社の工場内IoT機器やゲートウェイ開発において、サイズや省電力性の要件を満たせるか
  • Wi-Fi 6やBLE 5.4などの最新規格を導入することで、既存の通信遅延や接続安定性が改善されるか
  • SDIO v3.0やUART、PCMといった搭載インターフェースが、自社設計の基板仕様と適合するか

確認しておきたい点

本モジュールの導入にあたっては、自社の開発環境や既存システムとの互換性、および各国の電波法認証(技適など)の取得状況について、事前にメーカーや代理店への確認が必要です。

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出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 Mouser Electronics, Inc.
発表日時 2026-06-23 13:00:02
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