この記事の要点: RX Japan合同会社は、2026年7月1日から3日までの3日間、東京ビッグサイトにて「第9回 次世代 3Dプリンタ展」を開催する。かつて試作中心だった3Dプリンタ技術は、自動車や航空宇宙、医療分野における最終製品の金属部品製造など、実用フェーズへと移行している。本展示会では、複雑な形状の一体造形や、工場の現場で活躍する治工具の高速製作技術など、ものづくりのあり方を変える最新の積層造形技術が一堂に会する。
発表内容のポイント
- 試作から最終部品製造へ。自動車や航空宇宙、医療分野で実用化が進む金属3Dプリンタ
- 大型部品の一体造形技術により、接着工程を削減し強度維持と工数削減を両立
- 工場現場の治工具やカスタム部品を即時製作し、開発・生産スピードを向上させる樹脂技術
発表の背景
従来の3Dプリンタは開発段階の試作品製作が主な用途であったが、近年は必要な部分のみを積層して造形する技術の向上により、材料の無駄を抑えつつ複雑な内部構造や中空構造を一体造形できるようになり、最終部品への適用が拡大している。また、工場内での治工具内製化による開発サイクルの短縮要求も高まっている。
何が発表されたのか
展示会では、多様な産業用途に応じた最新機種や実例が紹介される。例えば、自動車の純正オプション部品に採用された3Dプリント製オイルクーラーダクトの事例や、バンパーなどの超大型部品を分割せずに一体造形する技術が出展される。さらに、従来比で造形速度を最大2.3倍に高め、大型治工具の開発期間を数週間から数日へと短縮する新製品や、最大120時間の連続造形が可能な高安定性プリンタなど、生産現場の効率化に直結する技術が公開される。
製造業・生産管理への見方
生産管理や製造現場のリーダーにとって、3Dプリンタは単なる試作ツールではなく、生産ラインの柔軟性と速度を向上させる重要な設備へと位置づけが変化している。特に、多品種少量生産における治工具の即時内製化や、従来加工が困難だった複雑形状部品の一体化は、リードタイムの短縮と後工程の削減に直結する。本展で示される実用事例は、自社工場における製造プロセスのDXや、部品設計の自由度向上を検討する上で重要な指標となるだろう。
現場で確認したいポイント
- 自社の製造ラインで必要となる治工具やカスタム部品の内製化による、リードタイム短縮効果
- 大型部品の一体造形技術を導入した際の後工程削減効果と、接合部がないことによる強度面のメリット
- 連続稼働時の安定性や造形速度の向上が、実際の生産計画やコスト計算に与える影響
確認しておきたい点
出展社数や来場者数の見込み数値は、同時開催される「ものづくり ワールド」全体のものである点に留意する必要がある。また、個々の出展製品の導入効果やスペックは展示企業ごとの基準に基づいている。
関連リンク
- 次世代 3Dプリンタ展 詳細ページ:展示会の見どころや出展対象製品の紹介
- RX Japan合同会社 PR TIMESページ:主催企業の他展示会情報やプレスリリース一覧
出典情報
| 出典 | PR TIMES |
|---|---|
| 発表企業 | RX Japan合同会社 |
| 発表日時 | 2026-06-23 13:10:01 |
| 元記事 | PR TIMESで読む |