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IP67対応の車載エッジAIシステム「Falcon」取扱開始

アスメックがNVIDIA Jetson Orin NX搭載の車載エッジAIシステム「Falcon Vehicle System」の取り扱いを開始。過酷な屋外環境に耐える設計です。

生産現場のシステムNAVI編集部
IP67対応の車載エッジAIシステム「Falcon」取扱開始

この記事の要点: アスメック株式会社は、カナダのConnect Tech社が開発した車載向けエッジAIコンピューティングプラットフォーム「Falcon Vehicle System」の取り扱いを開始しました。本製品はNVIDIA Jetson Orin NXを搭載し、IP67準拠の防塵・防水性能とファンレス構造を備えた車載システムです。農業機械や建設機械、鉱山機械など、過酷な屋外環境で稼働する車両への直接搭載を想定して設計されています。

発表内容のポイント

  • NVIDIA Jetson Orin NXを搭載し、高度なエッジAI処理を実現
  • IP67準拠の防塵・防水性能とファンレス構造で、粉塵や水濡れに強い設計
  • GMSL2カメラ入力やCAN通信など、車載システムに必要なインターフェースを装備

発表の背景

農業や建設、鉱山の現場では、深刻な人手不足や安全性向上への要求から、重機の自律化や運転支援システムの導入が急務となっています。しかし、一般的なAIシステムを車両に搭載する場合、屋外特有の激しい振動、粉塵、水濡れ、温度変化に耐えられず、安定稼働が困難という課題がありました。こうした現場環境での耐久性要求に応えるため、本製品が開発されました。

何が発表されたのか

「Falcon Vehicle System」は、過酷な環境下での稼働を最優先に設計された車載AIプラットフォームです。インターフェースとして、FAKRA GMSL2カメラ入力を4系統備えるほか、CAN 2.0B/FDを2系統、車載イーサネット(100BASE-T1または1000BASE-T1)などを搭載しています。電源入力は+9V〜+36Vに対応し、オプションで5G/LTEやGNSSなどの通信機能も追加可能です。これにより、車両の周囲監視や障害物検知、自動操舵などの処理をエッジ側でリアルタイムに実行できます。

製造業・生産管理への見方

製造業や生産現場の視点では、工場敷地内や物流拠点、屋外ヤードで稼働する搬送車両・重機の自動化・スマート化に直結する技術です。特に、粉塵が舞う現場や水洗浄が発生するエリア、振動の激しい環境下での自律走行や安全監視システムの構築において、堅牢なハードウェアの選定はプロジェクトの成否を分けます。実績のあるNVIDIA Jetson Orin NXをベースに、耐環境性能をパッケージ化した本製品は、産業用車両のDXや自動化開発の期間短縮に寄与すると期待されます。

現場で確認したいポイント

  • 自社の産業車両や屋外搬送機器の稼働環境(振動・温度・水濡れ)がIP67規格に適合するか
  • 既存の車載センサーやカメラシステム(GMSL2やCAN通信など)との接続互換性があるか
  • 自律化や周囲監視に必要なAIモデルがJetson Orin NXの処理能力で動作するか

確認しておきたい点

製品の具体的な販売価格や、デモ機の貸出条件、導入時の技術サポート範囲については、アスメック株式会社へ直接問い合わせて確認する必要があります。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 アスメック株式会社
発表日時 2026-10-14 08:50:01
元記事 PR TIMESで読む

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