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コクヨ、最新鋭の物流拠点「東北IDC」を開所。ロボティクス導入で生産性40%向上へ

コクヨは宮城県仙台市に新設した物流拠点「東北IDC」の開所式を開催。最新の自動化システムを導入し、11月から本格稼働します。

生産現場のシステムNAVI編集部
コクヨ、最新鋭の物流拠点「東北IDC」を開所。ロボティクス導入で生産性40%向上へ

この記事の要点: コクヨ株式会社は、宮城県仙台市に新設した最新鋭の物流拠点「東北IDC」の開所式を2026年10月13日に開催しました。同拠点は購買管理・オフィス通販「カウネット」などのビジネスサプライ流通事業を支える基盤として、2026年11月30日より本格稼働を開始します。最新テクノロジーの導入により、仙台市内全域への当日配送や品揃えの拡大、庫内生産性の向上を目指します。

発表内容のポイント

  • 国内初導入のGTPシステムなど、最新ロボティクスによる自動化を推進
  • 既存の主要3拠点平均と比較して、庫内生産性の約40%向上を見込む
  • 自動倉庫の稼働データを活用し、棚卸業務の工数を50%〜70%削減

発表の背景

ECやオフィス通販の需要拡大に伴い、品揃えの拡充と配送リードタイムの短縮、そして安定した供給体制の構築が求められていました。また、物流業界における深刻な人手不足への対応や、作業環境の改善、地域社会との共生も重要な課題となっています。これらを解決するため、コクヨは最新の自動化設備と統合制御システムを組み合わせた次世代型の物流拠点を構築しました。

何が発表されたのか

東北IDCでは、日立製作所のマテハン制御システム「ユニバーサル WCS」と、搬送計画最適化エンジン「LogiRiSM」の一部機能を連携させています。この統合制御のもと、国内初導入となるGTPシステム「HaiPick Climb System」や無人搬送車を導入しました。高さ約5mの保管棚からケース単位で自動搬送し、最大27万SKUの高密度保管と迅速な出荷を両立します。作業者の歩行時間を大幅に短縮することで、高い生産性を実現します。

製造業・生産管理への見方

製造業や生産管理の視点において、本拠点の自動化アプローチは工場内物流や部品倉庫のDXにおいて非常に参考になります。異なるメーカーの設備を統合制御するシステムや、ロボットが作業者の元へ物品を運ぶGTP(Goods to Person)の仕組みは、ピッキング作業の省力化とミスの低減に直結します。また、自動倉庫の稼働データを活用した棚卸工数の大幅削減は、製造現場における在庫管理の効率化やリアルタイムな在庫把握のモデルケースと言えます。

現場で確認したいポイント

  • 異なるメーカーの設備を統合制御するシステムの連携実績と導入効果
  • GTPシステム導入による作業者の歩行レス化とピッキング精度の変化
  • 自動倉庫データと連携した棚卸業務の自動化・省力化プロセスの詳細

確認しておきたい点

本リリースに記載されている生産性40%向上や棚卸工数50%〜70%削減といった数値は、11月の本格稼働後に見込まれる予測値であり、実際の運用環境における実績値は今後の稼働状況を確認する必要があります。

出典情報

出典 PR TIMES
発表企業 コクヨ株式会社
発表日時 2026-10-14 11:30:02
元記事 PR TIMESで読む

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